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干し柿の作り方 完成した手作り干し柿。甘柿で無添加・無くんせいあんぽ柿風に

干し柿の作り方|失敗しない基本レシピ

by Vegin Vegan Vegun!
自宅で簡単にできる干し柿の作り方。焼酎なしで失敗しない基本の手順を紹介。カビ対策から保存方法まで、初めてでも美味しく作れるコツを詳しく解説。
Prep Time 30 minutes
Total Time 30 minutes
Course おやつ, デザート, 保存食
Cuisine 日本料理

Equipment

  • 包丁またはピーラー
  • 物干し竿または物干しスタンド

Ingredients
  

  • 適量 枝付きの渋柿または甘柿
  • 適量 熱湯

Instructions
 

皮をむく

  • 枝をT字型に2〜3cm残す
  • ヘタを残して柿の皮をむく(ヘタからお尻に向かって縦にむく方法でも、ぐるぐると回しながらむく方法でも◎)
  • 傷んでいる部分があれば取り除く

結ぶ

  • 柿の枝部分に紐を巻き、約15cm間隔でしっかり結ぶ

熱湯につける

  • 沸騰したお湯を用意する
  • 柿を3〜5秒ほどさっとくぐらせる
  • 取り出したら皿にのせ、すぐに次のステップへ

干す

  • 風通しの良い軒下に吊るす
  • 柿同士が触れ合わないよう間隔を保ち、2〜4週間ほど干す

揉む

  • 柿の表面がしっかりと乾いた頃(小さめ:1〜2週間後、大きめ:2~3週間後)、指でやさしく揉む。中の果肉を柔らかくほぐすイメージで
  • その後も数日おきに2〜3回繰り返す

保存する

  • 好みの乾燥具合になったら、紐から外し保存する

Notes

▶︎ 成功のポイント
  • 枝は必ず残す: 紐を結ぶ際に必要。皮は薄くむくほど水分が抜けやすく、乾燥が早い
  • 間隔を保つ: 柿同士が触れ合うとカビの原因になる。15cm以上の間隔を保つ
  • 熱湯は短時間: 3〜5秒でOK。つけすぎると果肉が煮えて乾燥しにくくなる
  • 揉むタイミング: 表面が乾いてから。揉むことで糖分が均一に広がり甘みが増す。忘れても美味しくできるので心配不要
▶︎ カビ対策
  • 干す前の熱湯消毒が重要
  • 風通しの良い場所を選ぶ
  • 雨や夜露に当てない
  • 湿度が高い日は室内に取り込む
  • 黄砂が心配な時も室内へ
▶︎ 仕上がりの目安
  • 半生(あんぽ柿風): 1〜2週間、トロッとした食感
  • しっとり柔らか: 2〜3週間、ムチッとねっとり
  • しっかり乾燥: 3〜4週間以上、噛みごたえあり
▶︎ 干し期間について
  • 柿の大きさや熟度によって完成までの期間が変わる。
  • 特に甘柿は水分量が多く時間がかかる。
  • 大きめ・水分が多めのものは1ヶ月干しても半生状態、小さいものは2〜3週間でしっかり乾燥する。
  • 時々様子を見ながら好みの具合に仕上げる。
▶︎ 保存方法
  • 常温: 1〜3ヶ月(しっかり乾燥したもののみ、密閉容器で冷暗所へ)
  • 冷蔵: 1〜6ヶ月(ラップで包んで容器へ)
  • 冷凍: 2ヶ月〜1年(ラップで包み保存袋へ、半解凍でシャーベット風も◎)
▶︎ 白い粉とカビの見分け方
  • 白い粉(柿霜): 糖分の結晶。全体に均一、サラサラ、食べられる
  • カビ: 緑・黒・灰色の斑点、ふわふわ質感、一部のみ発生、食べられない 
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