甘さ控えめのつぶあんこの作り方です。
無糖の小豆煮に、きび砂糖を加えて作る粒あんのレシピです。材料となる小豆煮は、作ってみると意外と簡単。もし手作りが難しい場合は、市販の小豆煮を使っても◎。
自分であんこを作るメリットは、砂糖の量が調節できること。糖質が気になる方、ダイエット中だけど甘いものが食べたい、そんな方には手作りあんこ、ぜひオススメです。
🫘粒あんこの材料
- 無糖の小豆煮(作り方はこちら)
- 小豆煮の煮汁
- きび砂糖
砂糖の種類
一般的なあんこには上白糖が使用されていますが、このレシピではきび砂糖を使っています。上白糖に比べ、まろやかな甘味と独特のコクを持つのが特徴です。
上白糖で作るあんこは、上白糖の持つストレートな甘さによって、小豆の風味を引き出します。一方きび砂糖で作るあんこは、丸みのある甘さとコクが加わるため、調和の取れた仕上がりに。小豆の風味をより引き出すために、あえてきび砂糖の量を減らして仕上げます。
もちろん甘めが好みの方は量を増やして作ってOK。
砂糖の種類も色々なものを試してみて、自分好みの甘さや風味に仕上げてみてください。
またヴィーガン対応の砂糖の選び方についてはこちらの外部サイトが参考になります。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください。
🥣粒あんこの作り方
あんこのステップバイステップの作り方です。
無糖の小豆煮のレシピで作った小豆煮を使用する場合は、作った小豆煮を全量使用します。
まず、小豆煮の小豆の柔らかさをみます。固すぎれば煮汁と小豆を鍋に入れ柔らかくなるまで煮ます。砂糖を加えた後は、小豆をいくら火にかけても柔らかくなりません。この時点でしっかりと柔らかくしておきます。
煮汁を入れていたボールの底には餡のもとが沈んでいます。これも無駄なく使うため、取っておきましょう。
次に、小豆がしっかり煮えたら、きび砂糖とボールに残った餡のもとを加えます。
最初は強火で火にかけます。フツフツしてきたら中火におとし、絶えず底からヘラを使ってかき混ぜ続けます。あんこが跳ね始めたら弱火に落として、跳ねない程度の火加減で好みの固さまで煮詰めます。
あんこの道ができるくらいまで煮詰めます。
冷めると固さが増すので、好みの固さの一歩手前で火からおろして完成。
👀Hint:あまり早い段階で火から下ろすと、水っぽいあんこになってしまいます。おはぎを作るときは、割としっかり目に煮詰めるのがおすすめです。柔らかく仕上げたあんこだと包みやすくはなりますが、時間が経つと水っぽくなりやすいです。少し固いかな、というくらいで火から下ろすとちょうど良く仕上がりますよ。
🥄道具
- 鍋
- ヘラ
🫙保存方法
あんこは時間が経つと味が顕著に落ちていきます。3-5日で食べきれない場合は小分けにしてラップで包み、冷凍保存するのがオススメです。その場合1ヶ月以内には食べ切りましょう。
👨🏻🍳あんこを煮詰める時の注意
あんこを煮詰めるとき、強火だとあんこが跳ねて火傷しやすくなります。あんこが飛び跳ねない程度の火加減に落とし、焦げないように底から絶えずかき混ぜ続けるようにしましょう。
🍽小豆を使ったレシピ
🥮あんこを使ったレシピ
粒あんこの作り方
Equipment
- 鍋
- ヘラ
Ingredients
- 小豆煮 (無糖のもの。200gの乾燥小豆を煮たものを全量) 約400 g
- きび砂糖 120 g
- 無糖の小豆煮の煮汁 (または水) 適量
Instructions
準備
- まず、小豆煮の小豆の柔らかさをみる。固すぎれば煮汁(または水)と小豆を鍋に入れ、柔らかくなるまで煮まる。⚠️砂糖を加えた後は、小豆をいくら火にかけても柔らかくならないため、この時点でしっかりと柔らかくしておく。約400 g 小豆煮適量 無糖の小豆煮の煮汁
あんこづくり
- 小豆がしっかり煮えたら、きび砂糖と煮汁を入れていたボールに残った餡のもとを加える。120 g きび砂糖
- 最初は強火で火にかける。フツフツしてきたら中火におとし、絶えず底からヘラを使ってかき混ぜ続ける。
- あんこが跳ね始めたら弱火に落として、跳ねない程度の火加減で好みの固さまで煮詰める。あんこの道ができるくらいまでしっかり煮る。
- 冷めると固さが増すので、好みの固さの一歩手前で火からおろして完成。
アンコ
甘さ控えめで美味しくできました!