完熟バナナを練り込んだ、もちもち食感の白玉を夏らしく仕上げたレシピ。ほんのり生姜の香る甜菜糖シロップでいただく、やさしい甘さの涼やかな和スイーツ。

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🎐 夏の台所から
この暑い夏、バナナがうれるのもあっという間。
いつのまにか完熟を迎えていたバナナを、もちもちとした食感が魅力の白玉に仕立てた。
完熟バナナだからお砂糖は加えず、やさしい甘みと香りをそのままに。
シロップは、甜菜糖に少しの生姜を効かせた夏らしいさっぱり味。
できたては冷えすぎたお腹にやわらかな温もりを、
冷蔵庫で冷やせば涼やかな和スイーツに。

📝 あまったバナナ白玉は、緑豆と寒天のココナッツミルクがけやあんみつ、スイカのフルーツポンチにも加えて、ひと夏のアレンジを楽しめる。
🧺 このレシピの特徴
- 完熟バナナの自然な甘みを活かした白玉生地は、砂糖不使用。
- 白玉粉で作るもちもち食感の和スイーツ。
- 甜菜糖と生姜で作るさっぱり生姜シロップが夏にぴったり。
- 出来たては温かく、冷やせば涼やかな夏デザートとして楽しめる。
- シンプルな材料で、ヴィーガン対応。
🍌 材料
シンプルな材料で、準備も簡単。

【もちもち完熟バナナ白玉】
- 完熟バナナ:とろりと柔らかく熟したものを使うと、香りと甘みがしっかり立つ。
- 白玉粉:耳たぶの固さを目安にまとめる。
- 生姜(オプション): 生姜汁またはおろし生姜をひとさじ。
- 塩(オプション):ひとつまみ、甘みを引き立てるために。
【シロップ】
- 甜菜糖:さっぱりとした甘みの素。パウダータイプ(amazon)が色がやわらか。
- 水:シロップのベースに。
- 生姜汁(オプション):少量加えて香りづけを。
👇 詳しい分量は一番下にあるレシピカードで
🥣 作り方
まずはバナナ白玉を作ってから、最後にシロップ作りへ。

- つぶす。
完熟バナナをフォークでなめらかになるまでつぶす。塩と生姜汁を入れるならここで。

- 混ぜる。
白玉粉の一部(30g)を加えてバナナとよく混ぜる。フォークで粉の粒がなくなるまでよく馴染ませる。

- 加える・調節する。
残りの白玉粉(15g)を加えて混ぜ、まだゆるければ少しずつ足して調節する。耳たぶくらいの硬さが目安。柔らかく仕上げたければゆるめでも。

- 丸める。
手のひらで小さく丸めて形を整える。

- 茹でる。
沸騰したお湯に入れて白玉が浮かんでから1分ほど茹で、茹でたら冷水(温かく食べるなら水)にとって冷やす。

- 仕上げる。
甜菜糖と水を火にかけて溶かしシロップを作る。火を止めてから生姜汁を加え、香りを引き立てる。
白玉にシロップをかけたら、できあがり。

🧊 保存について
▶︎ 当日中に食べるのがおすすめ。
白玉はできたてのモチモチがおいしい。時間が経つと芯が固くなりやすいため、もしその食感が好みであれば翌日でも。
▶︎ 翌日以降の保存
もし残った白玉を翌日以降に食べるなら、冷蔵保存で密閉容器に。
食べる前に電子レンジで軽く温めるか、蒸し器で蒸すともちもち感が少しだけ戻る。
▶︎ 冷凍保存も可能。
冷凍すると白玉は少し硬くなることも。使うときは凍ったまま熱湯で茹でると柔らかさが戻りやすい。
冷凍保存は量が多い時や、すぐには食べられないときの選択肢として。
📖 キッチンノート|静かな時間とおいしい変化
🥥 バリエーションの楽しみ
白玉に季節の果物を添えたり、ココナッツミルクをかけたり。夏なら冷たい緑豆+寒天と合わせて、涼やかな一皿に。
👂 白玉の硬さの好み
もちもち派は粉をしっかりまとめて弾力を、やわらかめ派は少し粉を控えめに、ふんわりとした口当たりを味わう。
耳たぶのやわらかさを目安に、手の感覚で調整するのも、手作りならではの楽しみ。
📚 メモ|FAQ
A: 白玉粉はもちもち食感のために重要。上新粉や片栗粉を使うと食感が変わるため、白玉粉の使用を。
。A: 青いバナナは甘みが少なく、バナナの風味に欠ける。自然な甘みを出すために、完熟バナナを使うのがポイント
A: 生姜の香りを活かすには、火を止めてから加えるのがベスト。長く加熱すると風味が弱くなるため、好みの方を選んで。
A: バナナの水分量によって粉の量は変わってくる。少しずつ粉を足しながら、耳たぶくらいの柔らかさを目安に調節を。
A: 凍ったまま熱湯で茹でると、もちもち感が戻りやすい。電子レンジは加熱ムラに注意。
👒 あまったバナナで楽しむおやつ時間
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✏️ レシピカード|分量・作り方のまとめ

もちもち完熟バナナ白玉|生姜シロップの夏スイーツ
Equipment
- ボウル
- 鍋
- 泡立て器(またはフォーク)
- 計量スプーン
Ingredients
白玉生地
- バナナ とろりと柔らかく熟したもの 60 g
- 白玉粉 最初に30g、あとで15gを加える 45 g
- 白玉粉 生地がベタつく場合に足す 適量
- 塩 甘みを引き立てる。省略可 ひとつまみ
- 生姜 絞り汁、またはすりおろし。省略可 少々
シロップ
- 甜菜糖 パウダータイプが色がやわらか 10 g
- 水 50 ml
- 生姜汁 省略可 適量
Instructions
- バナナをつぶす: ボウルに完熟バナナを入れ、フォークで滑らかになるまでつぶし、塩と生姜を加える(使う場合)。60 g バナナひとつまみ 塩少々 生姜
- 白玉粉を混ぜる: 1のボウルにまず白玉粉30gを加え、フォークで粉の粒がなくなるまでよく馴染ませる。残り15gを加え、ゆっくり粉がなじむまで混ぜる。硬さが足りなければ粉を追加し、耳たぶくらいの柔らかさにまとめる。45 g 白玉粉適量 白玉粉
- 形を作る: 手のひらで小さく丸めて形を整える。
- 茹でる: 沸騰したお湯に入れ、白玉が浮かび上がってから1分ほど茹でる。冷水または温水で冷やしてつるんとした食感に仕上げる。
- シロップを作る: 甜菜糖と水を火にかけて溶かす。火を止めてから生姜汁を加え、風味を残す。10 g 甜菜糖50 ml 水適量 生姜汁
- 仕上げ: 白玉にシロップをかけてできあがり。
Notes
- できたてを食べるのが一番もちもち。
- 翌日は芯が固くなりやすいが、それが好きなら翌日でも楽しめる。
- 冷凍保存も可能。使う際は凍ったまま熱湯で茹でるともちもち感が戻る。
















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