焼かないオートミールのタルト生地のレシピ。
つなぎは熟したバナナと、ほんの少しのココナッツオイル。
混ぜて冷やすだけで、手軽に素朴でしっかりとしたクラストに。

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🫐 夏の台所から
ブルーベリーのヴィーガンタルトを作るために、
焼かないオートミールのタルト生地を作った。
型は野田琺瑯のスクエアSサイズ。
蓋をしてそのまま保存できるのが便利。
冷蔵庫でゆっくり冷やし固めることで、
崩れにくくしっかりとした土台になりながらも、
オートミールのほろほろとした食感はやさしく残る。
少量のバナナがほんのり香り、
ヴィーガンカスタードとやさしく溶け合う。
次は、この生地でバナナパイを作ろうと思う。
きっと美味しいパイになるだろう。

🧺 このタルト生地の特徴
- 焼かないため、手軽に作れるオートミールタルト生地
- 熟したバナナと少量のココナッツオイルで自然なつなぎ
- 冷蔵庫で冷やし固めて崩れにくいしっかりとした土台に
- ほろほろとしたオートミールの食感がやさしく残る
- ココア風味がほんのり香り、ヴィーガンカスタードやフルーツと相性抜群
- オーブン不要で暑い季節や忙しい時にもぴったり
- 動物性不使用のヴィーガン・ベジタリアン対応クラスト
🌱 材料 & 道具
▶︎ 材料
- オートミール(一部を粉砕して使用)
※もしグルテンフリーに仕上げたければ、「グルテンフリー」表記のあるオートミールを使用すると安心。 - ココアパウダー
- 熟したバナナ
- ココナッツオイル (香りの弱いものを)
- シナモン(お好みで)
🗝 もし甘みを引き立たせたい場合は、ひとつまみの塩を入れても。

▶︎ 道具
- 野田琺瑯スクエアSサイズ(10.6×10×5.4cm)※手持ちのタッパーでもOK
- クッキングシート
- ハサミフードプロセッサー (粉砕用)
- ボウル
- フォーク
👇 詳しい分量や作り方のまとめは、一番下のレシピカードで。
🥣 作り方

- オートミールを粉砕する。
オートミールの一部(全量の¼)をフードプロセッサーやミルで細かくする。
粉砕すると生地がまとまりやすくなる。

- 材料を混ぜる。
粉砕したオートミール、残りのオートミール、ココアパウダー、バナナ、ココナッツオイル、シナモンをボウルに入れる。
フォークでバナナを潰しながら、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜる。

- 型に敷き詰める。
クッキングシートを敷いた型に生地を入れ、スプーンや手でしっかり押し固める。
角まで詰め、厚みを均等にすると崩れにくくなる。

- 冷やし固める。
蓋をして冷蔵庫で1時間以上冷やす。
崩れにくく、しっかりとした土台のタルト生地が完成。

📘 キッチンノート|作り方のコツ・ポイント
- 粉砕したオートミールを使うと、生地がまとまりやすくなる。
- バナナは熟したものを使うと、自然な甘みが出て、生地がまとまりやすい。
- 冷蔵庫で1時間以上冷やすと、崩れにくいしっかりしたクラストになる。
- ヴィーガンカスタードを詰めるとクラストが湿気やすいので、詰めたらできるだけ早く食べるのが理想。
✧ 長時間置く場合は、湯煎したヴィーガンチョコレートでコーティングしたり、ココナッツオイルを薄く塗るのも良さそう。まだ試していないけど、いつかやってみようと思う。
📚 よくある質問|FAQ
A. 冷蔵庫で保存して2〜3日ほどが目安です。長時間置くと湿気を帯びやすくなるので、できれば作ってすぐにクリームを詰めていただくのがおすすめです。
A. 熟したバナナが生地をまとめる自然な甘みとしっとり感を出してくれますが、リンゴソースやアボカドペーストでも代用できるかもしれません。まだ試したことはないので、試してみる価値はありそうです。
A. 粉砕することで生地がまとまりやすくなり、ザクザクしすぎずしっとり感も出せます。粉砕しないとほろほろ感が強くなり、少し崩れやすくなるかもしれません。
A. 冷凍も可能ですが、食感が少し変わることがあります。解凍後は冷蔵庫でゆっくり戻すか、常温で少し置くと食べやすくなると思います。
A. 野田琺瑯のスクエアSサイズを使っていますが、お手持ちの耐冷性のある容器やタッパーでも代用可能です。大きさや形によって生地の厚みが変わるので、冷やし時間は様子を見て調整してください。
👒 もっとデザートが恋しくなったら...
🍫 余ったココアパウダーを使って...
🍮 野田琺瑯を型に使って...
✏️ レシピカード|分量・作り方のまとめ

焼かないオートミールのヴィーガンタルト生地
Equipment
- 野田琺瑯 スクエアSサイズ (10.6×10×5.4cm)
- クッキングシート
- フードプロセッサー (粉砕用)
- ボウル
- フォーク
Ingredients
- オートミール 粉砕用 30 g
- オートミール そのまま使う用 10 g
- バナナ 熟したもの 22 g
- ココナッツオイル 好みで増減 小さじ 2
- ココアパウダー 小さじ 1
- シナモン 好みで 小さじ ¼
Instructions
- 粉砕する: オートミールの¼(30g)をフードプロセッサーやミルで細かく粉砕する。30 g オートミール
- 混ぜる: 粉砕したオートミール、残りのオートミール、ココアパウダー、熟したバナナ、ココナッツオイル、シナモンをボウルに入れてフォークでよく混ぜる。粉っぽさがなくなり、生地がまとまるまでバナナを潰しながらしっかり混ぜる。10 g オートミール22 g バナナ小さじ 2 ココナッツオイル小さじ 1 ココアパウダー小さじ ¼ シナモン
- 型に敷き詰める: クッキングシートを敷いた型に生地を入れ、スプーンや手でしっかり押し固める。角まで詰めて厚みを均等にするのがポイント。
- 冷やし固める: 蓋をして冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。しっかり冷やすことで崩れにくく、しっかりしたクラストができる。
Notes
- 冷蔵庫で保存し、できれば早めに食べる。
- ヴィーガンカスタードを詰めるとクラストが湿気やすいので、詰めたらできるだけ早く食べるのが理想。
- 長時間置く場合は、湯煎したヴィーガンチョコレートでコーティングするか、ココナッツオイルを薄く塗ると良いかもしれない(今後試す予定)。
- 熟したバナナを使うことで自然な甘みが出て、生地がまとまりやすくなる。
- もしグルテンフリーに仕上げたければ、「グルテンフリー」表記のあるオートミールを使用すると安心。
🥄 おわりに
タルト生地ができたら、次はヴィーガンカスタードを作る。
葛粉を使って、もったり濃厚なカスタードに仕上げる。
甘さは控えめ、油も少量だから、罪悪感なくたっぷり味わえる。
生地にみっちり敷き詰めて、
ブルーベリーもたっぷりのせて。
贅沢で静かな、自分へのごほうびのようなタルトをつくろう。

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