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圧力鍋を使った緑豆の茹で方のレシピ。プチプチに茹でた緑豆はスープやカレー、サラダ、スイーツ、おかずなど、さまざまな料理に使えて便利。

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🍁 秋の台所から
緑豆には、体の余分な水分を取り除く働きがあるそう。
季節の変わり目は自律神経が乱れやすい。水滞体質の私には、今の時期緑豆はなくてはならない存在。
温めたココナッツミルクにバナナを添えた簡単なぜんざい、夏野菜と春雨を煮込んだ緑豆スープ、寒天と緑豆のココナッツミルクがけ、自然な甘みで罪悪感ゼロの緑豆バナナクリーム、ダールなど...
さまざまな料理に活用して、体も心も穏やかに秋を迎える準備をする。

🧺 このレシピの特徴
- 圧力鍋で簡単調理:圧力鍋を使えばあっという間にプチプチ食感の緑豆が
- プチプチ食感の緑豆:一晩浸水で、できたての食感が上手に炊けた発芽玄米のように
- さまざまな料理に:スープやサラダ、スイーツなど、幅広く使える
🫖 材料 |できあがり700g
- 乾燥緑豆 200g(アンビカショップの乾燥緑豆を使用)
- 水(浸水用) 600ml
- 水(茹で用) 500ml

🥣 茹で方

- 豆を洗う
- 乾燥緑豆200gを水で軽く洗い、汚れやほこりを落とす。

- 豆を水に浸す
- ボウルや保存容器に緑豆と水600mlを入れ、一晩(6〜8時間)浸水させる。

吸水前

吸水後

- 茹でる
- 浸水した緑豆をザルにあけ、新しい水500mlと一緒に圧力鍋に入れる
- 火にかけ、圧力がかかったら弱火にして5分加圧する
- 火を止め、圧力が自然に下がるまで待つ。

- 粗熱をとる・保存する
- 粗熱が取れたら、穴あきお玉で水気を切りながら保存容器に移す。
🌿 できたては崩れやすいため、扱いには注意。
🌿 切った水気はスープや出汁として再利用可能。または豆と一緒に保存してもOK。用途に合わせて使い分ける。

📚 メモ|FAQ
A:必須ではありませんが、浸水させることで豆がふっくらと柔らかく仕上がり、茹で時間も短縮できます。
A:鍋で茹でる場合は、豆がかぶるくらいの水で中火で30〜40分ほど茹でます。
A:冷蔵で2〜3日、冷凍の場合は1か月ほど保存可能です。用途に応じて小分けにしておくと便利です。ただし季節や保存容器の状態によって変わるので、香りや見た目を確認して早めに使い切るのがおすすめです。
A:できたては特に柔らかく崩れやすいので、スプーンやお玉でそっと扱います。また、茹で過ぎや茹でる時の水の量に注意すると、より形を保ちやすくなります。
A:栄養や旨味が溶け出しているので、スープやカレーの出汁として再利用可能です。用途によって使い分けるのがおすすめです。
📘 キッチンノート|緑豆のはたらき
緑豆は、古くから薬膳やアーユルヴェーダでも使われてきた豆。
「体にこもった熱を冷まし、余分な水分を外に流す作用」があるそう。
以下、おさえておきたい緑豆の効果:
- 利水作用(体の余分な水分を排出)
緑豆にはカリウムが豊富に含まれており、体内の水分バランスを整え、むくみやだるさの解消を助ける。 - 解毒・清熱作用
漢方では「清熱解毒」の食材とされ、体のほてりやのぼせを鎮めるはたらきがあるそう。夏の食養生や、季節の変わり目に取り入れるのが良い。 - 消化にやさしいタンパク源
小粒で皮が薄いため、大豆などに比べて消化にやさしく、胃腸への負担が少ないのも特徴。
日常の使い方のヒント
- 夏の昼下がりに:冷やした緑豆の甘煮をココナッツミルクと合わせてデザートに。
- 雨の日の夕食に:緑豆と野菜を煮込んだスープで体を温めながら、水分代謝を整える。
- 軽めのランチに:サラダに加えてプチプチ食感を楽しむ。
- 季節の変わり目に:おかゆやダールとして消化にやさしく。
🌿 陰虚(体の潤いが不足して、のぼせやほてりが出やすいとき)が気になるときは、やさしい味わいの レンズ豆のココナッツカレー も。
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できあがった緑豆はスープ、カレー、サラダ、スイーツなどに:
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♨️ その他の豆の茹で方も...
一度覚えれば料理の幅が広がる、簡単・便利なお豆の茹で方:
📖 レシピカード|分量・作り方のまとめ

緑豆の茹で方|圧力鍋でプチプチ食感に
Ingredients
- 乾燥緑豆 200 g
- 水(浸水用) 600 ml
- 水(茹で用) 500 ml
Instructions
- 緑豆を水で洗い、汚れを落とす。200 g 乾燥緑豆
- 保存容器やボウルに緑豆と水(浸水用)を入れ、一晩吸水させる。600 ml 水(浸水用)
- 浸水後、緑豆をザルにあけて水気を切る。
- 圧力鍋に緑豆と新しい水(茹で用)を入れ、強火にかける。500 ml 水(茹で用)
- 圧がかかったら弱火にし、5分加圧する。
- 火を止めて自然に圧を抜き、粗熱をとる。
- 穴あきお玉で水気を切りながら保存容器に移す。
Notes
- 茹でた緑豆はできたてが崩れやすいため、やさしく扱う。
- 茹で汁はスープや煮込みの出汁として使える。用途に応じて一緒に保存してもよい。
- 保存の目安:冷蔵で2〜3日、冷凍で約1か月。香りや見た目を確認して、早めに使い切るのがおすすめ。
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