甘さ控えめの「つぶあん」の作り方。
ふっくら炊いた小豆と砂糖をシンプルに合わせた簡単レシピ。
市販のゆで小豆を使えば、あっという間に自分好みの甘さのつぶあんのできあがり。
粒をしっかり残した「つぶあん」と、粒を潰した「こしあん風」、用途に合わせて選べる2通りの作り方をご紹介。

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⛄️ 冬の台所から|つぶあんについて
冬至の日が近づくと、
無糖の小豆煮を手作りする。
かぼちゃのいとこ煮づくりの
いつもの準備だ。
多めに炊いて
つぶあんにしたり、お汁粉にしたり...
色々な方法で楽しむ。
手作りのつぶあんのいちばんの魅力は、
甘さを自分で決められること。
市販のあんこにありがちな水っぽさはなく
小豆の風味がしっかり活きる。
かためにも、ゆるめにも、思いのまま。
砂糖選びにもこだわれば
完全なオリジナルあんこのできあがり。
これでお正月も、端午の節句も、十五夜も
季節の節目を「おいしいあんこ」で迎えられる。

🧺 このレシピの特徴
- 甘さ控えめ:砂糖の量を調節して、自分好みの甘さに
- 選べる2通りの作り方: 粒を潰した「こしあん風」(初心者向き)と、粒を残した「つぶあん」と、好みや用途に合わせて選べる
- アレンジも:できあがったあんこは、お汁粉、あんみつ、おはぎ、大福、どら焼き、あんまん作りなどに
- 時短レシピも:急ぐ場合は、市販の茹で小豆を使ってスピーディーに
🫘 材料

- ゆで小豆(無糖):手作りのものでも市販品でも。手作りの場合は、柔らかく仕上げた私の小豆煮レシピを使うとスムーズに。
- ゆで小豆の煮汁 または 水:茹で小豆の煮汁を活用すると、より小豆の風味豊かなつぶあんに。
- きび砂糖:ヴィーガン対応の素焚糖 や ホクレンの甜菜糖 を使用。手に入りやすい砂糖でOK。詳しくは砂糖のことで。
❄️ 砂糖の量について
一般的なあんこ作りでは、乾燥小豆の重量に対して70〜100%の砂糖を使うことが多い。
このレシピは、
乾燥小豆200g に対して 砂糖100g(50%)。
普段からあまり甘いものを食べない私にとっての甘さ控えめ。
市販の茹で小豆を使う場合は、煮汁を切った後の小豆の重量に対して15%を目安に。
ただし、使う豆の状態や小豆煮の水分量によって毎回仕上がりが変わるため、
どの豆を・どの砂糖を・何g・何%使ったか
をその都度記録しておくのがおすすめ。
何度か作るうちに、自分だけの黄金比が見つかるはず。

詳しい分量・作り方のまとめは一番下にあるレシピカードで👇
🥣 道具
- 鍋
- ヘラ
🍊 作り始める前に大事なこと
失敗しないおいしいあんこづくりのために。
つぶあんを練り始める前にしたい大事なこと:
小豆の硬さをチェック
あんこづくりを始める前に、茹で小豆の硬さを必ず確認すること。
理由は「砂糖を加えた後は、小豆をいくら火にかけても柔らかくならない」から。
まずは作り始める前に、茹で小豆の硬さを確かめる。
もしまだ硬いようであれば、水または茹で小豆の煮汁を加えて再度火にかけ、しっかりと柔らかく煮ておくこと。

🍴 作り方
小豆がしっかり煮えているのを確認したら、早速つぶあん作りに。
作りやすい「こしあん風」か、粒を残した「つぶあん」か、好きな方を選んで。
➤ パターンA|こしあん風(初心者向き)
小豆の粒を潰しながら作るこの方法は、おはぎや串団子、大福用のあんこに。

- 材料を鍋に入れる
- 無糖の茹で小豆を鍋に入れる
- 砂糖を加えたら、ヘラでやさしく混ぜ合わせる
🌿 POINT:
甘さを確かめながら仕上げる場合は、砂糖を2〜3回に分けて加えるのがおすすめ。
この段階では、まず少量だけを加え、次のステップで火入れをし、砂糖が溶けた状態で一度味見を。甘みが足りなければ、残りの砂糖を加えて調整する。
冷めると甘みはやや落ち着くため、温かい状態で少し甘く感じるくらいを目安に。

- 砂糖を溶かす
- 最初は強火で火にかけ、砂糖を溶かす

- 火を落とす
- フツフツしてきたら中火におとし、ヘラを鍋底にあて、焦げないように混ぜ続ける

- 煮詰める
- あんこが跳ね始めたら弱火に落とし(跳ねない程度の火加減で)、煮詰める
🌿 POINT: 強火で煮詰めると、あんこが跳ねて火傷の原因に。必ずあんこが飛び跳ねない程度の火加減に落とし、焦げないように手を止めず、絶えず混ぜ続けること。

- チェック
- あんこの道ができるくらいまでしっかりと煮詰め、火を止める
🌿 冷めるにつれて少し固まるので、求めているかたさより、気持ち緩めで止めるのがコツ

- 冷ます
- 粗熱が取れたら、保存容器に入れて冷蔵保存する

➤ パターンB|つぶあん(慣れてきたら)
粒を残して仕上げるこのつぶあんは、あんみつやクレープのトッピングにおすすめ。
作り始めはこしあん風と同じ。できるだけやさしく扱うのがポイント。

- 材料を鍋に入れる
- 無糖の茹で小豆を鍋に入れる
- 砂糖を加えたら、ヘラでやさしく混ぜ合わせる
🌿 POINT:
甘さを確かめながら仕上げる場合は、砂糖を2〜3回に分けて加えるのがおすすめ。
この段階では、まず少量だけを加え、次のステップで火入れをし、砂糖が溶けた状態で一度味見を。甘みが足りなければ、残りの砂糖を加えて調整する。
冷めると甘みはやや落ち着くため、温かい状態で少し甘く感じるくらいを目安に。

- 火にかける
- 最初は強火で火にかけて砂糖を溶かす
- フツフツしてきたらすぐに弱火〜中弱火に落として煮る
🌿 POINT: この時点では粒を崩さないよう、底から1〜2回さっとすくい混ぜる程度にとどめる。

- 煮詰める
- かさが減り始めたら、時々ヘラでやさしく鍋底から混ぜ、焦げ付きがないようにする。
- ヘラで混ぜた時に、ジュジュっと音がするようになったら、ヘラを鍋底に当てながら、やさしくかき混ぜ続ける

- 火を止める
- 好みの固さの一歩手前になったら、火からおろして完成
- 粗熱が取れたら、保存容器に入れて冷蔵保存する
🌿 冷めるにつれて少し固まるので、求めているかたさより、気持ち緩めで止めるのがコツ

🛷 仕上がりの目安
あまり早い段階で火から下ろすと、水っぽいあんこに仕上がってしまう。
用途によって固さの調整を:
➤ 固めに(おはぎ・どら焼き・大福など)
包む・挟む・塗るという使い方をする場合は、固めに仕上げる。例えば、柔らかく仕上げたあんこをおはぎに使うと、包みやすくはなるものの、時間が経つと水っぽくなりベタっとした仕上がりに。
「少し固いかな」というくらいで火から下ろすとちょうど良く仕上がる。
➤ ゆるめでも(お汁粉・あんみつ)
トッピングするものや、水で薄めるものはしっかり煮詰めなくてもOK。トロッと柔らかな食感を味わって。

🫙 保存方法
あんこは時間が経つと味が顕著に落ちていく食べ物。
できたてが一番おいしい。
3-5日で食べきれない場合は小分けにしてラップで包み、冷凍保存するのがベスト(ただし解凍後は少し水っぽくなるので注意)。
風味が落ちる前(1ヶ月以内が目安)に食べ切るのを忘れずに。食べる時は自然解凍で。
📘 キッチンノート|砂糖のこと
➤ よく使われる上白糖
一般的なあんこに使われているのが、すっきりとした甘さが特徴の上白糖。上白糖の持つストレートな甘さによって、小豆の風味を目立たせている。
➤ このレシピで使う甜菜糖・きび砂糖
一方で、このレシピではあえて甜菜糖やきび砂糖を使用。上白糖に比べ、まろやかな甘味と独特のコクを持つのが特徴。
選んだ理由は、あんこに丸みのある甘さとコクが加わり、調和の取れた仕上がりになるから。
また、小豆の風味を存分に引き出すために、甜菜糖・きび砂糖の量を減らして仕上げるのもこのレシピならでは。もちろん甘めが好みであれば量を増やして作っても◎
🌿 他にもグラニュー糖、黒糖など...色々な種類の砂糖を試してみて、自分好みの甘さや風味に仕上げるのも手作りならではの楽しみ。

📚 FAQ
つぶあんは小豆の粒を残したまま甘く煮た餡で、豆の食感や風味がしっかり楽しめる。
一方、こしあん(漉し餡)は小豆を煮た後に皮を取り除き、なめらかな口当たりに仕上げたもの。つぶあんの方が食物繊維が豊富で、素朴な味わいが特徴。
どら焼き、たい焼き、大福、おはぎ、あんぱん、最中、今川焼きなど、日本の伝統的な和菓子に幅広く使われている。
また、あんトーストやあんバターサンドなど、洋風のアレンジも。

🥄 小豆を使ったレシピ
余った茹で小豆を使ったヴィーガンレシピ(👉小豆のレシピまとめも):
🥮 あんこを使ったレシピ
できあがったあんこを使ったレシピ:

感想・質問・リクエストなどはコメント欄よりお知らせください📮
📖 レシピカード

甘さ控えめ「つぶあん」の作り方|市販のゆで小豆で時短も
Equipment
- 鍋
- ヘラ
Ingredients
- 小豆煮 無糖, 200gの乾燥小豆を煮たものを全量 約650 g
- きび砂糖 または 甜菜糖 小豆煮の15% 100 g
- 無糖の小豆煮の煮汁 または水 適量
Instructions
準備
- 茹で小豆の柔らかさを確認する。固い場合は煮汁(または水)を加えて再度火にかけ、しっかりと柔らかくしておく。約650 g 小豆煮適量 無糖の小豆煮の煮汁
砂糖を加える
- 茹で小豆を鍋に入れ、砂糖を2〜3回に分けて加える。まず最初の1回分を加えてヘラでやさしく混ぜ合わせる。100 g きび砂糖 または 甜菜糖
- 強火にかけ、砂糖が溶けたら一度味見をする。
- 甘みが足りなければ残りの砂糖を加えて再度溶かし、味を整える。
パターンA|こしあん風
- 強火にかけ、フツフツしてきたら中火におとし、ヘラを鍋底にあてながら絶えず混ぜ続ける
- あんこが跳ね始めたら弱火に落とし、あんこの道ができるくらいまでしっかりと煮詰める。
- 好みの固さの一歩手前で火からおろして完成。
パターンB|つぶあん
- 強火にかけ、フツフツしてきたら弱火〜中弱火に落として煮る。
- かさが減り始めたら、時々ヘラで鍋底からやさしく混ぜる。
- ヘラで混ぜた時に、ジュジュっと音がするようになったら、とろ火にし、ヘラを鍋底に当てながらやさしくかき混ぜ続ける。
- 好みの固さの一歩手前で火からおろして完成。
Notes

Instagram でのタグづけは...
@veginveganvegun または#vegin_vegan_vegunで🕊️













アンコ says
甘さ控えめで美味しくできました!