梅シロップの残り梅を活用したレシピ、『カシス風ブルーベリー梅ジャム』のご紹介です。
ほろ苦さと甘酸っぱさがクセになりますよ🫶
6月に仕込んだチャイ梅シロップが出来上がる頃、我が家ではブルーベリーが青く色づき始めます。
そこで、チャイ梅シロップの残り梅とスパイスに、完熟のブルーベリーを追加して、甘酸っぱーいカシス風の梅ジャムを作るのが我が家の定番となっています。
実は、このジャムが食べたいからチャイ梅シロップを作っているようなもの...
スパイス好きさん、ほろ苦系好きのみなさん、ぜひ作ってみてください!
またパン好きの皆さんには、ヴィーガンレモンカードのレシピもオススメです。こちらはこのサイトで一番人気のレシピです。ぜひ合わせてお試しください🕊
🌻材料
カシス風ブルーベリー梅ジャムに必要な材料は次のとおりです。
- チャイ梅シロップの残り梅: チャイ梅シロップの残り梅とスパイスを使います。普通の梅シロップの残り梅を使用する場合は、別途スパイス(シナモン・カルダモン・クローブ)を用意します。詳しい分量は一番下にあるレシピカードの「NOTE」で説明しています。
- ブルーベリー : 今年我が家ではチャイ梅シロップの出来上がりが早かったので、冷凍ブルーベリーを使用しました。もし旬の新鮮なものが手に入ればそちらを使用しても◎。
- 砂糖 : 好みの砂糖を使用してください。このレシピでは砂糖の量を果物の約60%にしています。甘さ控えめが好みの方は50%に、甘めで保存がしっかり効くのが好みであれば70%に調節して作るといいですよ。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🤷♀️ジャムの出来上がりの目安
ジャム作りで一番難しいのはジャムの固さです。
例えば、水分を飛ばしすぎるとネチョネチョとパンに塗っても伸びにくいジャムになってしまいます。
逆に水分が残りすぎていると、水っぽくてそれはそれでまた扱いにくいです。
そのため、ジャム作りを始める前に、理想の固さに仕上げるための見極め方をここでおさらいしておきましょう。
+ ジャムのコップテストの仕方
- 水にジャムを垂らす: まずコップに水を入れて用意しておきます。
ジャムにとろみがついてきたら、一旦火を止めてジャムを一滴だけこのコップに落とし入れます。
- 見極め方: 落とした瞬間にジャムが散ってしまう場合は、もう少し煮詰める必要があります。
写真のように下まで塊で落ちていき、底でベチャッと広がるようであればちょうど良い固さです。
🌼作り方
では、早速作っていきましょう!
- 梅のタネをとる: 残り梅のタネをとっていきます。この時、皮がシワシワで硬くなってしまったものははじきます。柔らかい皮と果肉だけ使用します。
- 砂糖を塗す: ボールに残り梅とスパイス、ブルーベリーを入れて砂糖をまぶします。
ボールでなくジャムを煮詰める鍋に直接入れてしまっても良いです。
- 混ぜる: 砂糖がまんべんなく行き渡るようにスプーンで混ぜます。ブルーベリーから水分が出るまで30分ほど置いておきます。
💡この間にビンを煮沸消毒しておくと良いです。
- チェック: 水分が十分に出た状態です。この状態になったら鍋に移して煮詰めていきます。
- 煮詰める: ごく弱火で煮詰めます。焦げないように、プラス、ジャムを煮詰めすぎないようにするために、絶えずヘラでかき混ぜるようにします。
写真のような状態で火を止めるとちょうど良い固さのジャムが出来上がります。まだみずみずしく、ヘラで混ぜても底に「ノの字」がかけないくらいでOKです。
出来上がりを見極めるコップテストもぜひ参考にしてみてください。
- 瓶に詰める: 瓶詰めはジャムが熱いうちに行います。煮沸消毒しておいた瓶に、フチから5-10mm下くらいになるまでジャムを詰めて完成。
💡スパイスの粒が気になる場合は瓶詰めする前に清潔なスプーンなどでできるだけ取り除いておきます。
🫙長期保存したい場合
長期保存したい場合は、脱気をする必要があります。
アヲハタのHP(ステップ06から)を参考に脱気してみてください。
🍽道具
- 保存容器 : だいたいジャム瓶(187ml)1.5本分の梅ジャムができあがります。我が家では1本は脱気して長期保存用にし、残り一本はすぐ食べる用にしています。
- ホーロー鍋 : 我が家では富士ホーロー天ぷら鍋24cmを愛用しています。天ぷら鍋といっても、揚げ物だけでなく、あんこ作りや、パスタソース作りなどいろいろな用途で使ってしまっています。大きさも深さも煮豆にちょうど良くオススメです。
- ボール
- スプーン
- ヘラ
- お玉
☀️保存方法と日持ち
脱気しない場合は、出来上がってから1ヶ月を目安に食べ切ります。
脱気した場合は半年から1年ほど保存できます。ただ、できるだけ早く食べた方が香りが損なわれず美味しくいただけると思います。
👨🏻🍳よくある質問
スパイスの粒が気になる場合は、瓶詰めの段階で取り除くようにします。
または、最初からスパイスを別にしておいて、ジャムを瓶に詰める前に瓶の底に入れます。その場合はスパイスの香りが移るように、瓶詰め後数日おくと香りがよく馴染むと思います。
はい、大丈夫ですよ。旬のもので作っても冷凍でも美味しく出来上がります。
🌻こちらのレシピもオススメ
シナモンを使ったレシピです:
🍙いろいろなヴィーガンレシピ
旬のヴィーガンレシピです:
梅シロップの残り梅で作る🫐カシス風ブルーベリー梅ジャム
Equipment
- 1 ボール
- 1 スプーン
- 1 ヘラ
- 1 お玉
- 2 保存容器 187ml
- 1 ホーロー鍋
Ingredients
- チャイ梅シロップの残り梅全部 適量
- チャイ梅シロップで残ったスパイス全部 適量
- ブルーベリー (タネをとった後の梅の実の3倍の量) 適量
- 砂糖 (タネをとった後の梅の実+ブルーベリーの50-70%の量) 適量
Instructions
- 梅のタネをとる: 残り梅のタネをとる。この時、皮がシワシワで硬くなってしまったものははじく。柔らかい皮と果肉だけ使用する。好みで梅の皮を細かく刻む。適量 チャイ梅シロップの残り梅全部
- 計量する: タネをとった梅の実を計量する。その3倍の量のブルーベリーを用意する。梅の実とブルーベリーを合わせた重さの50-70%の砂糖を測り、用意する。適量 ブルーベリー適量 砂糖
- 砂糖を塗す: ボールに残り梅とスパイス、ブルーベリーを入れて砂糖をまぶす。ボールでなくジャムを煮詰める鍋に直接入れてしまっても良い。適量 チャイ梅シロップで残ったスパイス全部
- 混ぜる: 砂糖がまんべんなく行き渡るようにスプーンで混ぜる。ブルーベリーから水分が出るまで30分ほど置いておく。
- 煮沸消毒: 砂糖を馴染ませている間に、保存ビンを煮沸消毒する。鍋に水とビン、蓋を入れて火にかけて沸騰させる。沸騰したら弱火にして5分煮る。火傷に注意してビンと蓋を取り出し、ラックなどに逆さにして置き、水気を切る。
- 煮詰める: 水分が十分にでたら、材料を鍋に移し、ごく弱火で煮詰める。焦げないように、プラス、ジャムを煮詰めすぎないようにするために、絶えずヘラでかき混ぜる。まだみずみずしく、ヘラで混ぜても底に「ノの字」がかけないくらいで火を止める。出来上がりを見極めるコップテストもぜひ参考に。
- 瓶に詰める: 瓶詰めはジャムが熱いうちに行う。スパイスの粒が気になる場合は、瓶詰めする前に清潔なスプーンなどでできるだけ取り除いておく。煮沸消毒しておいた瓶に、フチから5-10mm下くらいになるまでジャムを詰める。
- 脱気する: 長期保存したい場合は、脱気する必要がある。アヲハタのHP(ステップ06から)を参考に脱気をする。
Notes
いかがでしたでしょうか?
チャイスパイスで作るルイボスティーラテもおやつの時間や朝食にオススメですよ。
また、シナモンをたっぷり使ったヴィーガンシナモンロールやヴィーガンバナナブレッドも人気のレシピです。
スパイスがお好きでしたら、ぜひそちらもお試しください🕊
チャイギーク
残り梅の使い道に困っていたところこのレシピを見つけました。
普通の梅シロップを作ったので、
スパイスをあと入れしました。
梅のほろ苦さと酸っぱさがブルーベリーと良くします。また来年も楽しみに作ります。