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プチプチした食感が楽しい、爽やかなシソの実の塩漬け。ご飯にふりかけて楽しむのはもちろん、パスタや炒め物、お浸しにかけても美味しい、万能ヴィーガン調味料。

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🍁 秋の台所から|コラム
シソの葉のふりかけを作り終えると、今度はシソの実を使ったふりかけづくりが待っている。
葉のふりかけとは違って、プチプチとした食感が楽しい。
実の香ばしさと自然なコクが、後を引く美味しさ。
ご飯や炒め物、パスタに混ぜても。

🧺 このレシピの特徴
- 手作り・無添加で、塩分量も好みで調整可能
- プチプチとした食感が楽しいヴィーガンふりかけ
- おにぎり・混ぜご飯・パスタ・うどん・サラダなど、アレンジ自在
- プラントベースで、香り豊かな塩漬け
🍙 材料(作りやすい分量)

🥣 作り方
シソの葉のふりかけよりも簡単に作れる。シソの香りを楽しみながらの季節の手仕事。

- 下準備
- シソの穂から実を削ぎ取る
🌿 穂先ではなく反対側から削ぐと、簡単に実が取れる

- 洗う
- たっぷりの水にシソの実を入れて米を研ぐ要領で洗う。
- 泥や小さな虫、花がらが浮いてきたら水を替える。
- これを2~3回繰り返し、ザルにあける。
🌿 渋みをしっかりめに取りたい場合は、実を洗ったあと一晩水につけておくとより食べやすくなる。

- 茹でる
- 鍋に湯を沸かす
- ザルごと鍋に入れて30秒ほど茹でる。
🌿 ザルごと茹でることで、実が散らばらず作業がスムーズに。

- 保存する
- 清潔な瓶や容器に移し、冷蔵庫で保存する。
- 塩がよくなじんだ2~3日後からが食べ頃。
- 1か月を目安に使い切る(塩分が少なめの場合は、早めに消費する。詳しくはキッチンノートで)
🌿 作りたては渋みが強くても、日をおくと落ち着き、食べやすくなる。

📘 キッチンノート|ちょっとしたコツ
▶︎ 赤しそ・青しその違い
主な違いは香りに。両方作ってみて比較してみるのも楽しい。
- 赤しそ:落ち着いた爽やかさで大地を思わせるような落ち着いた香り
- 青しそ:夏を思わせる爽やかで軽やかな香り
▶︎ シソの実の収穫タイミング
- 穂先の状態:穂先に小さな花が数個咲き始めた頃
- 実の状態:穂に小さな実がしっかりついているが、まだ未熟すぎないもの
🌿 花が咲きすぎると実が固く小さくなりすぎるため、花が数個咲いたくらいで収穫するのがベスト。逆に早すぎると実が小さく、味や食感が弱くなる。
▶︎ 塩分量の決め方
塩分量は10%〜30%で調整可能(ご飯にたっぷりふりかけるなら控えめの10%、混ぜご飯やパスタならしっかり目の20~30%がおすすめ)
🌿 ただし30%になるとかなり塩辛いため注意。様子を見ながら量を調節して。
▶︎ しその実の乾かし方の目安
シソの実の乾かし具合は以下を目安に:
・ざるの底に水滴が残らない
・手で触ってもしっとりしているけれど、水が滴らない
→ しっとり+表面サラッを目安に
🌿 完全に乾かしてしまうと、塩がなじみにくくなったり、風味が落ちたり、食べた時の食感が悪くなる。
逆に水分が多すぎると傷みやすくなるので、「生乾き」程度に。
▶︎ 保存期間
シソの実の塩漬けの場合、塩分の量や水分の残り具合で保存期間が変わる。
- 塩分が少なめ(10〜15%)
→ 冷蔵で2〜3週間が目安。風味が落ちるのが早めな印象。 - 塩分しっかりめ(20〜30%)
→ 冷蔵で1か月程度を目安に。塩が水分を抑え、防腐効果がアップ。 - 注意点
- 保存容器は清潔な瓶を
- 食べるときは清潔なスプーンで取り分けて
- 水分が出てきたり、異臭がした場合は潔くさよならして

📚 メモ|FAQ
炒め物やパスタに混ぜたり、お浸しやサラダのトッピングにしてもおいしい。納豆や豆腐、和風スープに入れるてみるのも。最近作ったのは、鍋で蒸し煮にした白菜に、大根おろしとこのシソの実漬けをトッピングして、手作りの醤油麹で味付けしたもの。さっぱりと食べられる簡単なヴィーガン副菜に。
塩をなじませて2〜3日経ち、味が落ち着き、渋みもやわらいだころがオススメ。
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📖 レシピカード|分量・作り方のまとめ

シソの実の塩漬け|簡単ヴィーガンふりかけ
Ingredients
- シソの実 洗って水気を切り、乾かしてから計量 30 g
- 塩 実の重さの10%〜。好みで調整 適量
Instructions
- 下準備:シソの穂から実を削ぐ。※ 穂先からではなく反対から削ぐと簡単に取れる。30 g シソの実
- 洗う:たっぷりの水でシソの実を洗い、ザルにあげる。※ 渋みをしっかり取りたい場合は一晩水につける。
- 茹でる;鍋にたっぷりの湯を沸かし、ザルごと30秒ほど茹でる。
- 乾かす:平たいザルに広げて乾かす。※ 実は乾きにくいので、キッチンペーパーで水気を拭きとると乾きが早い。
- 塩をまぶす:乾いた実を計量し、塩(実の重さの10〜30%)を混ぜる。30分ほどおいて塩をなじませる。適量 塩
- 保存する:清潔な瓶に入れ、冷蔵庫で保存。塩がなじんだ2〜3日後から食べ頃。
Notes
- 赤しそは落ち着いた爽やかさで大地のような香り、青しそは爽快な香りで夏を思わせる風味。
-
塩分量の目安:
- 10%:塩控えめ、ご飯にたっぷりかけるとき向き
- 20%:バランスの良い塩味
- 30%:しっかり塩気、パスタや混ぜご飯向き ※かなり塩辛いので注意。
- 冷蔵保存、塩分控えめは2~3週間、しっかりめは一か月以内を目安に食べ切る
🌤 おわりに
シソの実が実り始める頃、えごまの葉が旬を迎える。
ゆかり風ふりかけと同様に、塩と梅酢を合わせて香り高いえごまの葉のふりかけに仕上げる。
ホカホカのご飯にたっぷりとかけて。
手作りならではのやさしい味わい。

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