冷凍木綿豆腐の揚げないヴィーガン唐揚げのレシピです。和風カレー味が豆腐とベストマッチ。味がしっかりついているので冷めても美味しくいただけます。そのためお弁当のおかずにもオススメですよ。また崩れないコツも丁寧に解説しています。ボリューミーなヴィーガンおかずレシピ、ぜひお試しください。

このブログでは、パクチーのカリカリ揚げ餃子でも冷凍豆腐を使用しています。冷凍豆腐のおかげでボリューミーな揚げ餃子ができあがりますよ。また少量加えるパクチーが豆腐と意外と合うんです。こちらもお弁当におすすめのヴィーガンおかずです。あわせてぜひお試しください🕊
また、このブログで紹介しているレシピはどれもヴィーガン・ベジタリアンに対応しています。プラントベースダイエットに興味がある方にもオススメです。お時間ありましたらぜひ他のページも覗いてみてください🍵
🍗材料

- 冷凍木綿豆腐: タイシの一丁寄せもめんを冷凍して使用しました。この豆腐は豆腐ハンバーグや、冷凍豆腐の揚げ餃子、豆腐の蒸し餃子、ヴィーガンフェタチーズやクリームチーズなどにも使用しています。この木綿豆腐の特徴は、冷凍すると空気の層がたくさんできること。そのおかげで食感がより淡白な鶏肉のようになり、また味がしっかり染み込みやすくなります。他の木綿豆腐でも試してみましたが、今のところこの豆腐が豆腐の唐揚げにはベストです。
- カレー粉: S&Bの赤缶に入ったカレー粉を使用しました。カレー作りにこのカレー粉を使用すると辛味が強くなってしまい苦手なのですが...カレー春巻きやこの豆腐の唐揚げのように、アクセントで少量使用するにはS&Bのカレー粉が一番です。
- 醤油: ヤマサ醤油 特選 有機丸大豆の吟選しょうゆ(amazon)を使用しました。使用する醤油によって塩味が異なるので加える量は適宜調節をお願いします。
- みりん: 甘味とコクを加えるのに使用します。お砂糖に置き換える場合は少量ずつ加えて味を調節してください。
- すりおろし生姜: 生の生姜をすりおろしたものを使用しました。繊維が気になる場合は絞り汁だけを加えます。
- 片栗粉: 揚げる直前に豆腐にまとわせて調味料を豆腐に閉じ込めます。
- 油: 好みの油を使用してください。米油などクセのない油が良いですよ。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
👨🏻🍳冷凍木綿豆腐の唐揚げのコツ
さて、こちらでは冷凍木綿豆腐の唐揚げ作りのコツを大公開!
これまで何度か作られてみてうまくいかなかった...という方も多いのではないでしょうか?
ボロボロに崩れてしまったり、油をたくさん吸ってベチョベチョになったり...そんなお悩みをお持ちのあなたに知っておいてほしい「美味しい冷凍木綿豆腐の唐揚げを作るコツ」3点をお伝えします。
❶冷凍豆腐の解凍は中心までしっかりと。
冷凍豆腐を解凍するときは、必ず中心までしっかりと解凍するようにします。自然解凍でもいいですし、電子レンジを使ってもOKです。とにかく解凍をしっかりと行わないと、形が崩れやすくなるだけでなく、味も染み込まない原因となってしまいます。焦らず確実に解凍するようにしましょう。
❷豆腐を手で握って絞らない!
冷凍豆腐を解凍した後の豆腐の水切り。このときも最大の注意が必要です。決して手でぎゅっと握って絞らないこと。必ず平たいお皿(バットがあればベスト)に解凍した豆腐を置いて、上から体重をかけるようにして水分を押し出します。押しては水を捨てるを数回繰り返すことでしっかり水を絞り出しましょう。詳しい写真付きの解説は冷凍豆腐の水切りの仕方をご覧ください。
❸揚げずに焼く
豆腐は冷凍することで空気の層がたくさんできます。その層に調味料をたっぷりと染み込ませて味付けをするのが冷凍豆腐の唐揚げです。というわけで、必然的に豆腐の唐揚げひとつひとつに含まれる水分量が多くなります。残念ながら「水分を多く含むものを揚げ物にする=油っぽくなる」という法則があります。そのため、豆腐の唐揚げは揚げずに焼いて仕上げるのがポイント。そうすることでベタつかずに美味しい、しかもカロリーオフな唐揚げができあがります。
さて、以上の3点をしっかり抑えて、美味しい冷凍木綿豆腐の唐揚げを作っていきましょう!

☝️作り方

- 解凍する: まずは冷凍豆腐を解凍しましょう。自然解凍か電子レンジを使用します。電子レンジを使用する場合は600Wで約7分を目安に中心までしっかり解凍します。
💡電子レンジで解凍する場合は、解凍後しっかり冷めるまで置いておきます。熱いうちは豆腐が崩れやすいため注意が必要です。

- 水気を絞る: 豆腐を平たい皿かバットに移します。手のひらで上から押すようにして水分を押し出し、出てきた水を一旦捨てます。「押す→水を捨てる」を水分が出なくなるまで何度か繰り返します。水がしっかりと絞れたらキッチンペーパーで表面の水分を拭き取ります。
💡崩れないように優しく押すのがコツ。

- 染み込ませる: 調味料をバットに入れて混ぜます。そのあと、絞った冷凍豆腐を入れて調味料を染み込ませます。途中裏返して反対側からも味を染み込ませます。仕上げに何度か軽く手のひらで豆腐を押して調味料が全体に行き渡るようにします。
💡すりおろししょうがは絞り汁だけを加えるのがオススメです。

- ちぎる: 調味料が豆腐全体に行き渡ったら、食べやすい大きさにちぎります。
💡6等分が豆腐が崩れにくくオススメの大きさです。

- カレー粉をまぶす: 別のバットにカレー粉を広げます。ちぎった豆腐を並べて、表面を覆うようにカレー粉をうすくまとわせます。
💡バットをトントンとテーブルで叩くようにするとカレー粉がバット全体に広がりやすいです。

- 片栗粉をまぶす: 今度は片栗粉を同様にして表面にまぶします。手早く行い、次のステップに行きましょう。
💡多めの油でカラッと揚げたい場合は片栗粉の量を多めにし、表面をしっかりとおおうようにします。

- 油をまとわせる: フライパンに分量の油をひきます(ここではまだ火にかけません)。そこに豆腐をひとつずつ入れ、表面にまんべんなく油をまとわせます。
💡こちらも手早く行うのがポイント。また6~7では、片栗粉をまぶし終えた豆腐から順次、フライパンで油をまとわせるようにすると👍 そうすることで片栗粉が水分を吸ってバットにへばりついてしまうのを防ぐことができます。

- 焼く: フライパンを弱火にかけて、表面がこんがりするまで焼きます。全体にしっかりと焼き色がついたらお皿に盛って完成です。
💡もし途中、油が足りないように感じる場合は少量ずつ足して調理してくみてください。

🍴使った道具
- 深皿: 冷凍豆腐を解凍するのに使用しました。
- バット: 2枚あると便利です。もちろんお皿でも◎
- フライパン: 鉄フライパン(Yanagi Sori の鉄フライパン)でも焦げ付かずに上手に焼くことができますよ。
- 菜箸
- キッチンーペーパー
🫙保存方法と日持ち
保存容器に入れて冷蔵保存します。時間が経つとしっとりしてくるので、できるだけ早く食べ切ります。お弁当に入れると少ししんなりしますが、味がしっかりとついているため冷めても美味しくいただけます。
💭よくある質問
たっぷりの油を高温に熱し、短時間で表面がこんがりするまで揚げると良いと思います。というのも、お肉の唐揚げと違って火の通りの心配がないからです。みりんのアルコール分が飛び、片栗粉に火が通ればOK。また豆腐に調味料を吸わせているため、低温であげてしまうとかなりベチャッとしたできあがりに。高温でさっと揚げてジューシーな豆腐唐揚げを作ってみてください。

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📖レシピカード

失敗しらず!冷凍豆腐の唐揚げ(和風カレー味)
Equipment
- 深皿
- バット
- フライパン
- 菜箸
- キッチンペーパー
Ingredients
- 冷凍木綿豆腐 タイシの一丁寄せもめんがオススメ 1 丁
調味液
- 醤油 小さじ 5
- みりん 小さじ 3
- すりおろし生姜 絞り汁だけ使用すると◎ 4 g
まぶす用
- カレー粉 S&B赤缶がオススメ 小さじ 1
- 片栗粉 大さじ 1.5
焼き用
- 油 小さじ 2
Instructions
- 解凍する: 自然解凍か電子レンジを使って冷凍豆腐を解凍する。レンジを使用する場合は600Wで約7分を目安に、中心までしっかり解凍する。*電子レンジで解凍する場合は、解凍後冷めるまで置いておく。熱いうちは豆腐が崩れやすいため、しっかりと冷めてから扱うようにする。1 丁 冷凍木綿豆腐
- 水気を絞る: 豆腐を平たい皿かバットに移して手のひらで上から押すようにして水分を押し出す。出てきた水を一旦捨てる。「押す→水を捨てる」を水分が出なくなるまで何度か繰り返す。水分がしっかりと絞り出せたら、キッチンペーパーで表面の水分を拭き取る。*崩れないように優しく押すのがコツ。
- 染み込ませる: 調味料をバットに入れて混ぜる。そのあと、絞った冷凍豆腐を入れて調味料を染み込ませる。途中裏返して反対側からも味を染み込ませる。仕上げに何度か軽く手のひらで豆腐を押して調味料が全体に行き渡るようにする。*すりおろししょうがは絞り汁だけを加えるのがオススメ。小さじ 5 醤油小さじ 3 みりん4 g すりおろし生姜
- ちぎる: 調味料が豆腐全体に行き渡ったら、食べやすい大きさにちぎる。*6等分が豆腐が崩れにくくオススメ。
- カレー粉をまぶす: 別のバットにカレー粉を広げる。ちぎった豆腐を並べて、表面を覆うようにカレー粉をうすくまとわせる。*バットをトントンとテーブルで叩くようにするとカレー粉がバット全体に広がりやすい。小さじ 1 カレー粉
- 片栗粉をまぶす: 今度は片栗粉を同様にして表面にまぶす。手早く行い、次のステップに。*多めの油でカラッと揚げたい場合は片栗粉の量を多めにし、表面をしっかりとおおうようにする。大さじ 1.5 片栗粉
- 油をまとわせる: フライパンに分量の油をひく(ここではまだ火にかけない)。そこに豆腐をひとつずつ入れ、表面にまんべんなく油をまとわせる。*手早く行うのがポイント。*できれば、片栗粉をまぶし終えた豆腐から順次、フライパンで油をまとわせるようにすると良い。 そうすることで片栗粉が水分を吸ってバットにへばりついてしまうのを防ぐことができる。小さじ 2 油
- 焼く: フライパンを弱火にかけて、表面がこんがりするまで焼く。全体にしっかりと焼き色がついたらお皿に盛って完成。*もし途中、油が足りないように感じる場合は少量ずつ足して調理する。
さて、「冷凍豆腐の唐揚げ(和風カレー味)」のレシピいかがでしたでしょうか?
お弁当にオススメのレシピでは、厚揚げのそぼろやヴィーガンビビンバ、大豆の炊き込みご飯があります。どれもタンパク質豊富でしっかりめに味付けをするので、冷めても美味しくいただけますよ。ぜひあわせてお試しください🙏
今日も皆さんが健康で幸せな一日を過ごされますように🕊

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