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非加熱の基本のゆず茶の作り方。
ゆずの洗い方、果肉のキレイな取り方など下処理から丁寧に。
保存しながら、少しずつ楽しめる、甘さ控えめの手作りゆず茶。

❄️ ゆず茶のこと
毎年作っているゆず茶も、作るたびに少し迷う。
今年はどんな味にしようか、そんなことを考える時間が、また楽しい。
非加熱が好みな私のレシピは、
ワタをできるだけ加えずに、爽やかで、ジューシーな仕上がり。
ミキサーは不要で、包丁とまな板があれば十分。
今年は二種類作ってみた。
果肉たっぷりの爽やかな酸味が味わえるものと、まろやかで少し甘めにしたものと。
どちらも気に入っているから、来年も二種類作ろう。
選べる楽しみがある分、日々の喜びが増えるから。
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🧺 このレシピの特徴
- 非加熱で:火を使わず、ゆずの香りをそのまま閉じ込める本格仕込み
- 甜菜糖でまろやかな甘味:蜂蜜や白砂糖など、好みの甘味料でも◎
- 選べる2種類の配合:果肉たっぷりのジューシーゆず茶と、皮多めのまろやかゆず茶
- 加熱アレンジも:そのまま煮詰めるとマーマレード風に。お菓子作りにも
- ヴィーガン・ベジタリアン対応ドリンク
🍊 材料

●ゆず:収穫したてのものが、香りがよくおすすめ。我が家のほったらかし無農薬栽培のゆずは、日当たりのせいか、いつも表面が黒く汚れている(黒点病というカビの一種で、人体には無害だそう)。重曹水で丁寧に洗えば、何事もなかったかのような見た目になり、問題なく使うことができる。
● 砂糖:ゆず茶作りでは、いつもなんとなくホクレンの甜菜糖に手が伸びる。ゆずの黄色とも合うし、まろやかなコクのある甘味が好きで。もちろん蜂蜜や白砂糖など、好みでアレンジ可能。
詳しい分量・作り方のまとめは一番下にあるレシピカードで👇
🔪 ゆずの下処理
ゆずを扱うときに覚えておくと便利な下処理方法。
洗い方、皮の向き具合、果肉の簡単な取り方を順番にまとめた。
特に皮の向き方については、このゆず茶作りでは大事なポイント。
❶ 重曹洗い
重曹をぬるま湯に溶かして洗う。
重曹水 (水1L : 重曹大さじ1) に1分ほどつけてたわしでこすり、流水で洗い流す。
これだけで、見違えるほどキレイに。


洗い終わったら、晒しで丁寧に拭き、自然乾燥。
洗ったゆずは早めに使い切ること。
❷ 皮の向き具合
このゆず茶は、非加熱タイプ。
苦味を抑えるために、できるだけワタをそがないように皮をむく のがポイント。
もちろんほろ苦さが好みであれば、ワタも一緒に使用してOK。


❸ 果肉の簡単な取り方
皮をむいたゆずは、へたとお尻を結ぶ方向ではなく、横方向に半分に切る。
タネが取り出しやすく、果肉もするりと取れる。
合言葉は「くるりんぱ」 。
本当に簡単に果肉がとれてしまう。

- 半分に切ったゆずに親指を入れる

- 残りの指でヘソを押し出すようにして、内と外をひっくり返し、果肉を押し出す

- ここまできたら終わったも同然

- 丁寧に一つずつ房を取る

- 細い繊維部分は残った状態が理想

- 残ったワタは畑の肥やしに
🥣 道具
作り始める前に道具を揃えておくと、スムーズに進めることができる。
▶︎ ゆずの重曹洗い
- ボウル
- たわし
- 重曹
- 水
- 晒し
▶︎ 仕込み
- 包丁・まな板
- ボウル・ザル
- 皿
- はかり
- 箸
- 保存瓶(煮沸またはアルコール消毒済みのもの)— ゆずの総重量が780gで450ml瓶1本、400gで190ml瓶1本分が目安
📖 作り方

- ゆずを洗う
- ぬるま湯に重曹を溶かし、ゆずを1分ほどつける
- たわしでこすり、汚れを落とす
- 流水で洗い流し、水気を切る
🌿 POINT: 洗ったゆずは早めに使い切る

- 拭く
- ゆずの表面を丁寧に晒しで拭いて、水気を取る

- 皮を剥く
- ワタをできるだけ削らないようにゆずの皮をむく
🌿 POINT: ほろ苦さが好みであれば、ワタを削いでもOK

- タネを取る
- ゆずをへたに対して水平に横半分に切る
- ザルを重ねたボウルの上で、ゆずをつまむようにしてタネを取り出す
🌿 POINT: ゆずの果汁も無駄なく使い切るため、果汁をボウルで受ける

- 皮を切る
- ゆず皮を好みの細さに千切りにする

- 果肉を刻む
- 果肉をあらみじん切りにする
🌿 POINT: トロトロの仕上がりが良ければ、みじん切りにしたり、ミキサーにかけても

- 砂糖をまぶす
- 砂糖を加えてよく混ぜ、そのまま30分から1時間おく

- 味を整える & 保存
- 砂糖が溶けたら、少しつまんで味を見る
- 必要であれば砂糖を足し、よく混ぜ、またしばらくおく
- 清潔な保存瓶に入れて保存する
🌿 半日〜1日ほど常温で味をなじませる。砂糖が十分に溶け切っていればすぐに冷蔵保存でOK

🫙 保存方法 & 日持ち
➤ 保存方法:清潔な容器に入れて、冷蔵保存。ゆずが常に液に浸かった状態を保ち、表面が乾かないようにする。取り出す時は、必ず清潔なスプーンを使うことも忘れずに。
➤ 日持ち:日が経つにつれてゆずの香りは少しずつ落ち着いてくる。作ってから1週間ほどで、ジューシータイプでも酸味がやわらぎ、まろやかな味わいに変わっていく。
砂糖が溶け切っていれば、作ってすぐに食べ始められる。消費しながら状態を見つつ、2週間〜1ヶ月以内を目安に食べ切る。条件がそろえばそれ以上もつこともあるけれど、風味はどんどん落ちていく。
📘 ジューシー vs まろやか
皮と果肉の割合を変えるだけで、味わいが大きく変わる。
私が今年作ったのは二種類(どちらも甘さ控えめ)。
ジューシーバージョン は果肉たっぷりで、ゆず1個をまるごと使い切る配合。
まろやかバージョン は果肉を一部残す分、皮の香りが豊かで酸味が控えめな仕上がりに。
※ 配合は皮を基準に、果肉と砂糖の割合を変えて
| ジューシー | まろやか | |
|---|---|---|
| 皮 | 1 | 1 |
| 果肉 | 皮の約1.3倍 | 皮の約0.65倍 |
| 砂糖 | ゆず全体の約53% | ゆず全体の約60% |
| 味わい | 酸味がはっきり、みずみずしい | 香りがまとまりやすく、やわらかい甘み |
ゆずの個体差によって、果肉や皮の量が変わってくる。
その年のゆずの状態や気分によって、好みで作り分けて。

🌿 まろやかバージョンで余ったゆずの果肉は、ゆずリンゴジャムにアレンジ。
🛷 加熱バージョン|マーマレード風ゆずジャム
まろやかバージョンを仕込んだあと、そのまま鍋に移して火にかけると、別な顔になる。
水分が飛ぶまで煮ると、皮が透き通った濃いオレンジ色に。
とろみはなく、ねっとりとした質感で、オレンジピールやキャンディーに近い仕上がり。
ゆずというよりまるでオレンジマーマレードのよう。
お湯で溶かして飲むよりも、クッキーやケーキなどのお菓子作りに向いている。
クリームチーズに混ぜて、スプレッドにしてもおいしそうだ。
私はこの冬、水切りした豆乳ヨーグルトにこのマーマレードを刻んで加えた、ゆずクリームを作って楽しんだ。

☕️ 飲み方・アレンジ
スプーンたっぷりにすくい、カップに入れたら、お湯や炭酸水で割るだけ。
スプーンを添えて、果肉を味わいながら飲むのがおすすめ。

加熱バージョンはお菓子作りにも使える。
クッキー、パウンドケーキ、パンケーキ、スコーン、マドレーヌなどに。
ヨーグルトに添えても。
📚 FAQ
はい、できます。蜂蜜の場合は砂糖よりも水分が多いため、仕上がりがやや緩めになります。量は砂糖と同量を目安に、味を見ながら調整を。
皮をむくときにワタを一緒に削ぎすぎると苦みが出やすくなります。砂糖を少し足して数日置くと、なじんで落ち着くことがあります。
減らすことはできますが、砂糖には保存性を高める役割もあります。減らす場合は早めに使い切るようにしてください。
種はそのまま食べるものには向きませんが、ペクチンが豊富なので、ジャムのとろみづけとして使うことができます。
もともとは韓国の飲み物で、韓国では유자차(ユジャチャ)と呼ばれています。

🍽️ 余ったゆずを使って...
メインから副菜まで:
❄️ 季節の瓶詰めレシピ
季節の旬を瓶に詰めて:

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✏️ レシピカード

基本のゆず茶の作り方|非加熱・甜菜糖仕込み
Equipment
- ボウル
- ザル
- たわし
- 晒し
- 包丁・まな板
- はかり
- 箸
- 保存瓶 煮沸またはアルコール消毒済み
Ingredients
▶︎ ジューシーバージョン:果肉を多く使い、酸味とみずみずしさがはっきり出る配合 (450ml瓶)
- ゆず皮 125 g
- ゆず果肉 皮の約1.3倍 160 g
- ゆず果汁 とれた分だけ 9 g
- 甜菜糖 ゆず全体の約53% 156 g
▶︎ まろやかバージョン:皮の割合を多くし、甘みと香りがまとまりやすい配合 (190ml瓶)
- ゆず皮 92 g
- ゆず果肉 皮の約0.65倍 60 g
- ゆず果汁 オプション 適量
- 甜菜糖 ゆず全体の約60% 91 g
Instructions
ゆずの下処理
- ゆずは重曹水(水1L+重曹大さじ1)に約1分つけ、表面をたわしで軽くこすって洗い、晒しで水気を拭く
- ワタをできるだけ残すように皮をむく
- ヘタに対して水平に横半分に切り、種を取り除く
- 果肉を房ごと一つずつ取り分ける(ワタや白い筋は取り除く)
- 皮を好みの細さに千切りにする
- 果肉を粗みじん切りにする
計量
- 皮・果肉・果汁をボウルに入れて重さを量る
- ゆず全体の重さに対して砂糖を量る(ジューシーは約53%、まろやかは約60%)
なじませる
- 砂糖を加えてよく混ぜ、30分〜1時間おく
- 味を見て砂糖を調整し、清潔な保存瓶に詰める
Notes
- 分量はそれぞれ実際に作ったときの参考値です。ゆずの個体差によって出来高は変わります。ゆず780gで450ml瓶1本、400gで190ml瓶1本分が目安です。
- 砂糖は好みの砂糖で代用可能です。
- 余ったゆず皮と果肉は、ゆずリンゴジャム作りに。

Instagram でのタグづけは...
@veginveganvegun または#vegin_vegan_vegunで🕊️















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