ほんのり香るココナツがクセになるカボチャのデザート粥「カボチャのココナッツミルク粥」のレシピです。
温かくても、ひんやり冷やしてもどちらでも美味しく召し上がっていただけます。
蒸したカボチャを使って作る、ヴィーガンおやつシリーズの第一弾。
「カボチャのココナツミルク粥」です。
大きなカボチャが丸ごと一個手に入ったら、ぜひ一度は作ってみてほしいデザート粥です。
甘いカボチャを選べば、とっても風味豊かで美味しいお粥になります。
カボチャとココナッツミルク、そしてもち米のハーモニーに虜になること間違いなし。
トローリ食感をぜひ楽しんでください。
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🎃材料
- カボチャ: できればホクホクに仕上がるカボチャを選びます。繊維っぽく水っぽいものは、できあがりのカボチャの風味がいまひとつに。品種は坊ちゃんカボチャやロロンといった、ホクホク食感と強い甘みが特徴のカボチャを選ぶといいです。詳細はカボチャの選び方で紹介しています。
- ココナツミルク: 近所のスーパーで唯一手に入るのがユウキ食品のココナツミルク。ココナッツミルクとはいっても結構濃厚な味がします。一度業務スーパーの有機ココナツクリームを購入したことがあるのですが、そのココナッツ"クリーム"よりも断然リッチでコクのあるココナツミルクです。このように、ココナッツミルクは物によって風味やコクが全くことなるため、レシピの分量はあくまで目安として、味をみながら好みの量を加えてください。
- もち米: うるち米ではなくもち米を使ってお粥を作ります。もち米特有の甘味と風味がデザート感をアップさせてくれます。
- 甜菜糖: パウダータイプの甜菜糖を使用しました。すっきりとした甘さで、カボチャやココナツの風味を邪魔しないため好んで使っています。もちろん他のお砂糖でも代用可能です。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🥣作り方
- 下準備: カボチャを4等分に切ってタネとワタを取り除きます。そのあと蒸し器で竹串がすんなり入るようになるまで蒸します(詳しい蒸し方はこちらで)。
カボチャが十分に冷めたら、スプーンを使って果肉をすくい、ボールに入れておきます。
- お粥を作る: 炊飯器でお粥を作ります。もち米は浸水する必要がないので、洗って水を入れたらすぐにスイッチオンでOK。炊き上がったら鍋に移しましょう。
- 混ぜる: お粥を入れた鍋に、くり抜いたカボチャを入れて、ハンディーブレンダーで滑らかになるまでよく混ぜます。よく混ざったら、好みの量のお砂糖を加えて混ぜます。
- 仕上げ: お砂糖で甘みが決まったら、次はココナツミルクを加えましょう。おすすめは大さじ1ずつ加える度に味見をすること。そうすることで入れすぎてしまう心配がなく、好みの仕上がりにしやすいです。
味が決まったら、好みで温めていただきます。その場合、焦げないようにヘラでよくかき混ぜながら温めましょう。温めずに冷蔵庫で冷やして食べても美味しいですよ。
☝️ちょっとしたポイント
ここで、覚えておきたいちょっとした味付けのコツをご紹介します。
それは「ココナッツミルクを加える前にお砂糖を加える」ということ。ココナッツミルクはお砂糖を加えることによって、その香りが一気に倍増します。なので、必ず先にお砂糖を入れて味を決めてからココナッツミルクを加えるようにしましょう。そうすることで、ココナッツミルクを入れすぎてしまい、カボチャの味が全くしなくなってしまった...という残念な結果を防ぐことができます。
このポイントは、他のココナッツミルクを使った料理やデザート作りにも使うことができますので、覚えておいて損なし!ですよ。
💧水っぽくならないカボチャの蒸し方
トローリとしたお粥にするために、できるだけ水分が少ない状態を目指してカボチャを蒸しあげるのが好ましいです。
皮は必ず横向きに!
そのために、カボチャを蒸すときは必ず皮は横向きにして蒸すようにしましょう。ワタとタネが詰まっていた部分に、蒸気が溜まって水っぽくなるのを防ぐことができます。
蒸し時間は大きさによって調節!
蒸し時間はカボチャの大きさによって異なります。小さめのカボチャは10-15分、大きめのカボチャは15-20分を目安に蒸してみてください。
🎰オススメのカボチャ選び
美味しいお粥作りには、カボチャ選びも大事なポイントに。
カボチャはできるだけ繊維が少ないもの、水っぽくないものを選びます。オススメの品種は坊ちゃんカボチャや、ラグビーボールの形をしたロロンなどといったホクホク感と強い甘みが特徴のもの。写真にあるオレンジ色の皮をしたバターナッツカボチャは残念ながらこのレシピには向きません。
バターナッツカボチャでも作れないことはないのですが、かなりあっさりした仕上がりになります。カボチャの風味が弱いために、ココナツミルクの味に負けてしまうというのが一番のマイナス点。そのため、このカボチャを使いたい場合はココナツミルクをかなり少なめに入れるのがオススメです。反対にお砂糖は多めに加えるようにしてみてください。
さて、もちろんホクホク系の品種を選んでも、残念なことに水っぽいものに当たってしまうことがあります。
そのため、最終的には蒸し上がったカボチャを味見してから、どの料理に使うのかを判断します。一口食べてみて、カボチャがシャクシャクしていて水っぽく、カボチャの風味や甘みが感じられない場合は、お粥ではなくカボチャスープにしてしまうのがおすすめですよ。
🍴使った道具
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- 鍋
- 炊飯器
- ハンディブレンダー
- 木ベラ
🫙保存方法と日持ち
食べきれなかった分は冷蔵保存をします。少ない量で作っているため、私は翌日には食べ切ってしまっています。お粥は傷みやすいですから、できるだけ早めに食べ切りましょう。夏場は特に要注意です。
💭よくある質問
味見をしていくときに、唾液のついたスプーンを使ってしまうとお粥がサラサラになってしまいます。唾液によってお粥のデンプンが分解されてしまうためです。面倒ではありますが、味見の度にスプーンを洗うか、新しいスプーンを使うことで防ぐことができますよ。
🎃カボチャを使ったレシピ
カボチャを使ったヴィーガンレシピです:
📣最新のヴィーガンレシピ
最近アップしたヴィーガンレシピです:
📖レシピカード
カボチャのココナッツミルク粥
Equipment
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- 鍋
- 炊飯器
- ハンディブレンダー
- 木ベラ
Ingredients
- カボチャ 好みで調整 250-300 g
お粥
- もち米 炊飯器用の180mlカップを使用 ¼ カップ
- 水 200 ml
仕上げ
- ココナツミルク 好みで調整 大さじ 7
- 砂糖 好みで調整 大さじ 1
Instructions
お粥づくり
- もち米を洗ったら水と一緒に炊飯器にセットし、お粥モードで炊きます。浸水は必要ありません。¼ カップ もち米200 ml 水
- 炊き上がったら鍋に移します。
カボチャを蒸す
- カボチャのタネとワタを取り除きます。250-300 g カボチャ
- 蒸気が上がった蒸し器にカボチャの皮を横にして入れ、竹串がすんなり入るようになるまで蒸します。※大きいカボチャは15-20分、小さいカボチャは10-15分が目安。
- 蒸し器からカボチャを取り出し、十分に冷まします。
- スプーンを使って果肉をすくい、ボールに入れておきます。
仕上げ
- お粥を入れた鍋に、くり抜いたカボチャを入れて、ハンディーブレンダーで滑らかになるまでよく混ぜます。
- よく混ざったら、好みの量のお砂糖を加えてさらに混ぜます。大さじ 1 砂糖
- お砂糖で甘みが決まったら、次はココナツミルクを加えます。一気に加えるのではなく、大さじ1ずつ入れて味見しながら調節します。大さじ 7 ココナツミルク
- 好みで温めていただきます。温める場合は焦げ付かないようにヘラで混ぜながら温めます。冷蔵庫でひんやり冷やしても美味しくいただけます。
さて、カボチャのココナッツミルク粥のレシピ、いかがでしたでしょうか?
今後もカボチャを使ったレシピをどんどん公開していきます。
カボチャのおやつシリーズ第二弾は「カボチャの焼きプリン」です。
こちらももちろん卵・乳製品は使用していないヴィーガンデザートレシピです。
どっしりした焼きプリンは秋にぴったりのデザートですよ。
どうぞお楽しみに💫
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