塩麹・醤油麹活用レシピ、冷凍木綿豆腐を使ったヴィーガン『豆腐のパクチー揚げ餃子』のレシピのご紹介です。
肉なし餃子、豆腐餃子のレシピをお探しの方へおすすめです。
侮ることなかれ、肉なしでも旨味・食べ応え抜群のヴィーガン餃子ですよ!
初夏になると、パクチーの旬が終わりを迎えます。
苗はトウダチをし、花を咲かせ始めます。
そんな状態のパクチーでも、実はまだまだ美味しく料理に使うことができます。
固くなってしまった茎は使用せず、まだ柔らかいパクチーの葉だけを使えばOK。
パクチーの恩恵を最後までありがたくいただきましょう。
もちろん、旬真っ盛りのパクチーが手に入れば、そちらを使っても美味しく作ることができますよ✌️
旬真っ盛りのパクチーでは、葉っぱも茎も丸ごと使用できる「パクチージェノベーゼソース」がオススメです。このレシピは、出回っているレシピよりもオイルを少なめで作るので、カロリーが気になる方にもおすすめですよ。
🥟材料
さて、「豆腐のパクチー揚げ餃子」に必要な材料は次のとおりです。
- 冷凍木綿豆腐: 木綿豆腐を冷凍しておいたものを使用します。わたしはいつも、タイシの「一丁寄せもめん」を冷凍庫にストックしておいています。
- パクチー : このレシピでは柔らかい葉の部分を使用します。もし茎を使う場合はできるだけ細かく刻んで使用します。
- 玉ねぎ : 食感と旨味を足すのに加えています。
- 塩麹 or 醤油麹 : 醤油麹か塩麹、どちらかストックのある方を使います。醤油派か塩派かで選んでみてください。醤油麹を加える場合は、塩気が強いので塩麹よりも分量を少なめに加えます。
- 椎茸粉末 : あったら入れると美味しくなる椎茸粉末です。もちろんなくても十分美味しくであがります。椎茸粉末は、乾燥椎茸をミルサーで細かくしたものを使えばOKです。
- 餃子の皮 : 好みの餃子の皮を使用します。できれば厚めのものを使うと破れにくく失敗が少ないです。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🧊冷凍豆腐の水切りのしかた
美味しい豆腐の揚げ餃子を作るために、肝となるのが豆腐の水切りです。
できる限り水気を取り除くことで、美味しい揚げ餃子ができあがります。
このステップを踏めば、揚げた後時間が経っても、皮がパリパリの揚げ餃子に仕上がりますよ。
① 解凍: まず冷凍木綿豆腐を解凍します。自然解凍か電子レンジで600W・5-7分加熱し解凍すればOK。
② 押して絞る: 次に解凍した豆腐をバットの上に置いて、手のひらを使って上から体重をかけるようにして絞ります。
③ 水を捨てる: 出てきた水を一旦捨てます。「絞る→水を捨てる」を水が出なくなるまで何度か繰り返します。
④ ちぎる: 豆腐を持ったときにヒビが入っているところからちぎります。
💡この状態のものを「豆腐唐揚げ」に使うと割と崩れにくく作ることができます。
⑤ 握って絞る: ここまできたら、最後に手で握ってぎゅーっと水分を搾り出します。
💡仕上げにキッチンペーパーで包み、水気を十分に拭き取るとより◎。
⑥ ほぐす: よく水気が絞れたら、豆腐をほぐします。
💡ボロボロと小さい塊にするのではなく、大きめの塊を残すようにほぐします。そうすることで食べ応えのある食感になります。
🌼作り方
さて、上手に豆腐の水切りが出切れば、半分はできあがったようなもの。
この餃子作りの成功のコツは、野菜からの水分を出さないようにスピーディーに一気に仕上げることです。
そのため残念ながら、
❌タネの作り置きNG。
❌タネを包んでからの保存NGです。
それさえ守ればもう簡単!
「切る→混ぜる→包む→揚げる」だけなので、20分もあればできてしまいますよ✌️
- 材料を切る: まず冷凍木綿豆腐を解凍し「冷凍木綿豆腐の水切りの仕方」を参考に水切りをしてほぐしておく。
玉ねぎは粗みじん切りに、パクチーはざく切りにする。
- 混ぜる: ボールに皮以外の全ての材料を入れて混ぜる。
- 包む: 餃子の皮で具を包む。皮のフチにしっかりと水をつけ、揚げている途中に皮がはがれて具が飛び出さないようにする。
- 揚げる: 揚げ油を3cmの深さになるよう鍋に入れて火にかける。
菜箸を入れてみて細かい泡がシュワシュワと出てきたら上げ始める。
こんがりきつね色になるまで揚げる。最後に好みで熱いうちに塩をまぶして完成!
💥爆発させないためのポイント
揚げ餃子で一番怖いのが、揚げている最中に餃子が爆発してしまうことです。
以下のふたつのポイントに注意して具を包めば、もう心配いりませんよ。
Point 1 : ヒダをつけない
写真ではヒダをつけて包んでいますが、初めて揚げ餃子に挑戦する、または爆発が心配な方はヒダをつけずに具を包みましょう。
包み方はシンプルに、
- 皮の真ん中に具をのせる
- 皮のフチにぐるっと一周水をつける
- 皮を半分に折りたたみ、空気を抜くようにして閉じる
です。
Point 2 : 空気を抜くように包む
さて、ふたつ目のポイントは、「空気を抜くようにして包む」こと。
ヒダをつけてもつけなくても、皮を閉じる際に空気をしっかり抜くようにします。
写真のように皮と具が密着するように指で押さえながら皮を閉じます。
あまり強く押さえすぎても皮が破れる原因になってしまいます。
適度に優しくあつかいましょう。
🍽道具
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- バット (豆腐の水切り用)
- 揚げ物用鍋
- 油切りバット
- キッチンペーパー (必要であれば)
- 油かすすくい (パール金属)
☀️保存方法と日持ち
揚げたてをいただきましょう!それが一番美味しいです!
もし保存したい場合は保存用器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日には食べ切りましょう。
👨🏻🍳よくある質問
この『豆腐のパクチー揚げ餃子』の場合、タネの作り置きはオススメしていません。
うまく水切りができていれば、豆腐が野菜から出る水分を吸ってくれるため大丈夫な場合もあります。
ただ初めて作る場合は、一度タネの作り置きをしないで作ってみてください。その方が失敗が少なく安心だと思います。
🌻こちらのレシピもオススメ
塩麹を使ったレシピです:
🍙オススメのご飯ものレシピ
お米好きにオススメのレシピです:
ヴィーガン🌿豆腐のパクチー揚げ餃子
Equipment
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- バット (豆腐の水切り用)
- 揚げ物用鍋
- 油切りバット
- キッチンペーパー (あれば)
- 油かすすくい
Ingredients
- 冷凍木綿豆腐 1 丁
- 玉ねぎ 40 g
- パクチー 15 g
- 塩麹 (塩麹か醤油麹のどちらか好きな方だけ入れる) 小さじ 4
- 醤油麹 (塩麹か醤油麹のどちらか好きな方だけ入れる) 小さじ 3
- 粉末椎茸 (あれば入れる)(干し椎茸をミルサーで粉末にしたものでOK) 小さじ 2
- 餃子の皮 25 枚
- 揚げ油 適量
仕上げ
- 塩 適量
Instructions
下準備:豆腐の水切り「冷凍木綿豆腐の水切りの仕方」を参考に
- 解凍: あらかじめ冷凍しておいた木綿豆腐を、自然解凍か電子レンジで600W・5-7分加熱し解凍する。1 丁 冷凍木綿豆腐
- 押して絞る: 解凍した豆腐をバットの上に置いて、手のひらを使って上から体重をかけるようにして絞る。
- 水を捨てる: 出てきた水を捨てる。「絞る→水を捨てる」を水が出なくなるまで何度か繰り返す。
- ちぎる: 豆腐を持ったときにヒビが入っているところから大体4つくらいにちぎる。
- 握って絞る: ちぎった豆腐を手で握り、ぎゅーっと水分を搾り出す。キッチンペーパーがあれば、豆腐を包んでさらに余分な水分を吸い取らせるといい。
- ほぐす: よく水気が絞れたら、豆腐を大きめにほぐす。※ 決して「そぼろ」のように細かくしないこと。
餃子づくり
- 材料を切る: 玉ねぎは粗みじん切りに、パクチーはざく切りにする。40 g 玉ねぎ15 g パクチー
- 混ぜる: ボールに皮以外の全ての材料を入れて混ぜる。小さじ 4 塩麹小さじ 3 醤油麹小さじ 2 粉末椎茸
- 包む: 餃子の皮で具を包む。皮のフチにしっかりと水をつけて閉じる。また、皮を閉じるときは空気を抜くように、皮と具を密着させる。そうすることで揚げる時の爆発を防ぐことができる。25 枚 餃子の皮
- 揚げる: 揚げ油を3cmの深さになるよう鍋に入れて火にかける。菜箸を入れてみて細かい泡がシュワシュワと出てきたら上げ始める。皮がこんがりきつね色になるまで揚げる。好みで熱いうちに塩をまぶして完成!適量 塩適量 揚げ油
さて、いかがでしたでしょうか?
パクチー好きの方には、オイル少なめでカロリーOFFな「パクチージェノベーゼソース」もオススメですよ🌿
ぜひお試しください🕊
真理子
材料少なく簡単でした!今回は塩麹で作ったので次回は醤油麹に挑戦してみます!