油で揚げずにオーブンで作る大学芋のレシピ。お砂糖控えめで作る甘辛タレをたっぷりと絡めて。

🍁 秋の台所から
秋の味覚の代表格といえばサツマイモ。
今年は、ねっとりした食感が特徴の紅はるかと、栗のようなホクホクとした食感の鳴門金時、この2種類が手に入った。
ほとんどはオーブンで焼き芋に。
残りは油と砂糖控えめの、ヘルシーな揚げない大学芋にした。
作りたてはホクホクで、一晩置くとしっとりに。
いろんな食感が楽しめる、秋ならではの贅沢。

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🧺 このレシピの特徴
- 揚げずにオーブンで作る簡単 & ヘルシーな大学芋
- 砂糖少なめで芋の甘みを活かした特製甘辛タレ
- 手軽な秋のヴィーガンおやつに
🍠 必要な材料 & 道具
基本の材料
- サツマイモ: 紅はるかと鳴門金時を使用。食感だけでなく色の違いも楽しめる。小ぶりのものを選んで。
- タレ : 醤油・甜菜糖・みりん・お酢をあわせて。
- 油:オーブンでサツマイモを焼く時に、表面に薄く塗るために。
- 黒胡麻:大学芋といえば黒ゴマ。香ばしさをプラス。

オプション
味にメリハリをつけたい時に:
- 塩:塩をひとつまみ加えると、甘味がより引き立つ。味がぼやけると感じる時に。
- ココナッツオイル:仕上げにコクを加えたい時に。太白ごま油や米油でも。
詳しい分量は一番下のレシピカードで確認👇
道具
- 包丁とまな板
- 鍋
- スプーンとヘラ
- オーブンと天板
- クッキングシート
🔪 つくり方

- 切る
- サツマイモを洗い、1.5~2cm厚に輪切りにする。
🌿 このレシピでは1本が150gほどの小ぶりなサツマイモを使用。大きめのものを使用する場合は厚さ1.5~2cm、直径3〜4cm程度の大きさを目安に切る。

- 水にさらす:
- 切ったものから水にさらして変色を防ぐ。
- 5-10分ほどでザルにあけ水気を切る。
🌿 アクと変色が気にならず、すぐに次のステップに行ける場合は、水にさらさなくてもOK。水にさらすと柔らかく仕上がりやすい印象。

- 油をまぶす
- キッチンペーパーでサツマイモの表面の水分を拭きとる。
- 天板にクッキングシートをしき、油をたらす。
- サツマイモの表面に油をまぶしながら天板に並べる。

- 焼く
- 200度のオーブン(予熱なし)で15分焼く。
- 温度を230度に上げ、10-15分表面に焼き色がつくまで焼く。

- タレを作る
- タレの材料を鍋に入れ沸騰させる。
- 泡が立ってきたら弱火にして1分半ほど加熱する。

- 絡める
- タレを作った鍋に、焼いたサツマイモを加え、やさしく混ぜながらタレを絡める。
- 黒胡麻をまぶす。

- 天板に広げる
- 天板にタレを絡めたサツマイモを広げる。
- ホクホク感を楽しむには作ってすぐに、しっとり感を楽しみたいときは時間を置いてからいただく。
🌿 天板に広げることでサツマイモ同士がくっつくのを防ぐことができる

📘 キッチンノートより|作り方のコツ
➤ タレのトロミの目安
タレは冷めてくるとトロミが増す。ねっとり感が強まる前(スプーンですくってトロッとタレが落ちるくらいの頃)にサツマイモを加えてタレをまんべんなく絡める。

➤ 食べ頃の目安
ホクホクを楽しみたい場合:サツマイモが焼きあがる5分前ごろにタレを作り始め、冷ましておく。焼き上がったらすぐにタレを絡めて、アツアツのうちにいただく。火傷に注意。
しっとり感を楽しみたい場合:冷めるごとにしっとり感が増す。一晩おくと、よりしっとり・ねっとり感が増し、全く違った食感が楽しめる。

📚 メモ|Q&A
お酢を入れることでタレが固まりにくくなり、サツマイモに絡めやすくなる。また、お酢の酸味は煮詰める過程で飛ぶため心配無用。迷ったら一度お酢入りで作ってみるのがオススメ。
サツマイモだけを先に焼いておき、食べる直前にその都度タレを作って絡めるのがおすすめ。この方法なら、サツマイモのホクホク感とタレのねっとり感を最も楽しめる。

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✏️ レシピカード|分量・作り方のまとめ

揚げない大学芋|オーブンで油・砂糖少なめでヘルシー
Equipment
- 包丁とまな板
- 鍋
- スプーンとヘラ
- オーブンと天板
- クッキングシート
Ingredients
- さつま芋 1本150gほどの小ぶりのものを選んで 600 g
- 植物油 米油・太白胡麻油など 大さじ 1
- 黒胡麻 適量
タレ
- みりん 大さじ 4
- 甜菜糖 大さじ 2⅔
- 醤油 小さじ 2
- 米酢 小さじ 1
オプション
- ココナッツオイル 米油・太白胡麻油でも 適量
- 塩 適量
Instructions
- 切る:サツマイモを洗い、1.5~2cm厚に輪切りにする。※このレシピでは1本が150gほどの小ぶりなサツマイモを使用。大きめのものを使用する場合は厚さ1.5~2cm、直径3〜4cm程度の大きさを目安に切る。600 g さつま芋
- 水にさらす:切ったものから順に水にさらして変色を防ぐ。5〜10分ほどでザルにあけ、水気を切る。※アクと変色が気にならず、すぐに次のステップに進める場合は省略可。水にさらすと柔らかく仕上がりやすい
- 水気を拭き取る:キッチンペーパーでサツマイモの表面の水分を拭き取る。
- 油をまぶす:天板にクッキングシートを敷き、油をたらしたら、サツマイモの表面に油を薄くまぶしながら天板に並べる。大さじ 1 植物油
- 焼く:200度のオーブン(予熱なし)で15分焼き、温度を230度に上げ10〜15分表面に焼き色がつくまで焼く。
- タレを作る:タレの材料を鍋に入れ沸騰させる。泡が立ってきたら弱火にして1分半ほど加熱し火からおろす。大さじ 4 みりん大さじ 2⅔ 甜菜糖小さじ 2 醤油小さじ 1 米酢
- タレの味を整える:冷ましながら味を見て、塩やココナッツオイルを加えて調整する。※タレは冷めるとトロミが増す。さつま芋と絡めるタイミングの目安はキッチンノートを参照適量 ココナッツオイル適量 塩
- 絡める:タレの入った鍋に、焼いたサツマイモを加え、やさしく混ぜながらタレを絡める。そのあと黒胡麻をまぶす。適量 黒胡麻
- 天板に広げる:天板にタレを絡めたサツマイモを広げる。※天板に広げることでサツマイモ同士がくっつくのを防げる
- 食べ方: ホクホク感を楽しむには作ってすぐに、しっとり感を楽しみたいときは時間を置いてからいただく。
Notes
☕️ おわりに
サツマイモの大学芋だけでなく、カボチャでも大学芋を作るとおいしい。
私のレシピでは、甘味づけにメープルシロップを使う。
トースターを使って油少なめで仕上げるから、ヘルシーで簡単。
そしてホクホクに仕上がるのもポイント。
日が傾くのをぼんやり眺めながら、いただくおやつにちょうどいい。
















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