炊飯器で炊いたお粥に、香菜(パクチー )と旬の青菜を加えて。仕上げにラー油をたらりと垂らしただけの、シンプルな簡単朝粥レシピ。お腹からじんわり温まるやさしいアジア風の一皿。ヴィーガン朝食にも。

🍁 秋の台所から
お粥はシンプルな料理だけれど、ドンピシャに作るのはなかなか難しい。その日の体調や天気で、トロトロが良かったり、サラサラが良かったり。
このアジア風の朝粥は、サラサラ寄り。乾燥する今の季節、起きがけの乾いた胃にスーッと染み渡る。
ビタミン豊富な大根やカブの葉をたっぷり入れて、シャキシャキの食感で脳をゆっくり目覚めさせる。
みずみずしい葉の気を、朝から体中に届けて。

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🧺 このレシピの特徴
- 簡単で体にやさしいヴィーガン朝粥レシピ
- 香菜とラー油でアジア風の味わい
- 炊飯器で作るから失敗なし + 時短で完成
- 大根やカブの葉をたっぷり加えて栄養豊富な一皿に
- お正月明けの七草粥の代わりにも
🌾 必要な材料 & 道具
基本の材料 (2人分)
- 白米 (0.5合):多めの水と合わせて五分粥に
- 塩 :粗塩がオススメ
- ラー油:ひと垂らしでアジア感とコクがアップ
- パクチー:葉はちぎり、茎はみじん切りで無駄なく使い切る

旬の葉野菜
好みで選んで。今回使ったのは:
- 大根の葉
- カブの葉
- 水菜
- 小松菜
🌿 冷蔵庫の残りものや、畑から新鮮なものを少量摘んで加えるだけでOK。
詳しい分量は一番下のレシピカードで👇

道具
- 炊飯器
- 包丁とまな板
- 鍋
- ヘラとお玉
- ザル
📖 つくり方

- お粥を炊く
- 炊飯器の目盛りどおりに米と水を入れ、五分粥モードで炊く
🌿 少し水分多めの、ゆるめのお粥がおすすめ

- 葉野菜を切る
- 茎はみじん切り、葉は食べやすい大きさに切る
- パクチーの茎も細かく刻む

- 軽く煮る
- 炊けたお粥を鍋に移す
- 茎の部分を加えて火にかける
- 茎が好みの固さになったら、葉を入れてさっと煮て火を止める
🌿 葉野菜の栄養素を逃さないよう、煮すぎに注意
🌿 水分が足りなければ水を足しながら、好みの濃度に調整

- 仕上げ
- 器に盛る
- ラー油と塩で味を整えて完成

📘 キッチンノートより|作り方のコツ
➤ お粥の濃度について
五分粥は炊き立てはみずみずしいけれど、時間が経つとあっという間にとろみがついてドロッとする。サラサラが好みなら、炊き立てをすぐに調理するか、適宜水を足して調整を。
➤ 葉野菜の選び方
大根やカブの葉は、根元に近い部分がシャキシャキで美味。黄色く変色している部分は取り除いて。水菜、小松菜、春菊、ほうれん草など、その時ある葉野菜で代用OK。
➤ ラー油の量
お好みで調整を。少量でも香りが立ち、満足感がアップ。辛いのが苦手な場合は、ごま油で代用しても◎。
➤ 作り置きについて
お粥は冷蔵で約2日、冷凍で約1週間保存可能。ただし葉野菜は変色しやすいので、食べる直前に加えるのがおすすめ。
📚 メモ|Q&A
「おかゆ」モードで炊き、水を多めに足して調整する。または鍋で米1:水10の比率で炊いても。
三つ葉、ネギ、大葉など、他の香味野菜で代用可能。アジア感が減ってしまうけれど、なくてもOK。
きのこ類をや厚揚げ、カリッとトースターで焼いた油揚げをトッピングしても。タンパク質をプラスすると満足感がアップ。
ほうれん草、小松菜、水菜、春菊など、手に入る葉野菜でOK。冷蔵庫にある青菜を使い切るチャンス。
ラー油を抜いて、ごま油と塩だけで味付けを。辛みがなく、やさしい味わいに。
お粥は前夜に炊いて冷蔵保存OK。朝、鍋で温め直してから葉野菜を加えると、時短に。水分量は適宜調節して。
フライドオニオン、砕いたピーナッツ、揚げワンタンの皮などをトッピング。食感のアクセントにも。

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色々な国の色々なヴィーガン粥レシピ:
✏️ レシピカード|分量・作り方のまとめ

アジア風のヴィーガン朝粥
Equipment
- 炊飯器
- 包丁とまな板
- ヘラとお玉
- 鍋
- ザル
Ingredients
基本の材料
- 米 0.5 合
- 水 炊飯器の目盛どおり 適量
- 塩 適量
- ラー油 適量
- パクチー 適量
旬の葉野菜:好きなものを好きなだけ
- 大根の葉
- カブの葉
- 水菜
- 小松菜
Instructions
- お粥を炊く;炊飯器の目盛りどおりに米と水を入れて五分粥を炊く。少し水分多めの、ゆるめのお粥がおすすめ。0.5 合 米適量 水
- 葉野菜を切る: 茎の部分はみじん切り、葉の部分は食べやすい大きさに切る。パクチーの茎も細かく刻む。適量 パクチー大根の葉カブの葉水菜小松菜
- 軽く煮る:炊けたお粥を鍋に移し、茎を加えて火にかける。水分を見ながら、水を足して好みの濃度に調整。茎が煮えたら葉を入れ、さっと煮て火を止める。*葉野菜の栄養を逃さないよう、煮すぎに注意。
- 仕上げ:器に盛り、ラー油と塩で味を整えて完成。適量 塩適量 ラー油
Notes
- お粥の濃度は好みで調整する。サラサラが好きな方は水を多めに。
- 葉野菜は旬のものを使うのがおすすめ。
- パクチーが苦手な場合は、青ネギや三つ葉で代用可能。
- ラー油の量はお好みで。朝から辛いのが苦手な場合は控えめに。
- お餅を加えて七草粥風にアレンジしても◎
☕️ おわりに
ふと思った。
お正月明けには、このお粥にお餅を入れて、自分だけの七草粥にしてもいいかもしれない。
おせち料理の甘い塩っぱいの平坦な味付けに飽きたころ、
ラー油のピリッとした辛さとパクチーの爽やかさが、より美味しく感じるだろう。



















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