トマトの酸味がほどよく効いた、お腹の中からポカポカになる米麺を使ったスープヌードルです。
出汁いらずで、鍋ひとつでできてしまうので片付けも楽チン。
優しい味付けで、米麺を使用しているため体調が悪い時にも消化が良くオススメのレシピですよ。
このスープヌードルは、インド北部にあるチベット亡命社会の中心地、ダラムサラで食べた「トゥクパ」というスープヌードルをもとにしています。
私がよく通ったお店のトゥクパは、あっさりとした味付けのスープが特徴でした。たっぷりの野菜と、ほうとうのような平たい麺がこれでもかと入った山盛りのトゥクパでした。
トゥクパは、地域や作る人によってお肉を入れたり、あんかけのようなものをかけたりとバリエーション豊かなようです。
このレシピでは、本来の小麦粉麺ではなく手軽に扱えるタイ産の米麺で代用しています。そのため、麺をストックしておけば食べたい時に手早く簡単に作れてしまいます。本場のレシピとは異なりますが十分美味しいスープヌードルができあがります。
さて、このレシピも過去に紹介したボルシチ、基本のダールスープに続いての養生レシピです。
胃が疲れてしまった時に、季節の変わり目で体調がすぐれない時に、体を労りたい時に...どうぞお試しください。
🙏材料
- 野菜: このレシピのメインとなる野菜です。キャベツ、ミニトマト、人参、玉ねぎを使っています。どれもなくてはならない材料ですので必ず入れるようにします。
- 米麺: タイの米麺を使用しています。株式会社ユーラスが輸入しているGolden Lion rice stick 500gというものが扱いやすくてオススメです。ひとかたまりが50gになっており扱いやすいのが特徴。米麺にありがちなボロボロして麺が折れてしまうという問題がなくなりストレスフリーに。ただ残念ながら楽天やamazonでは探すことができませんでした。たまたま長野で立ち寄ったツルヤというスーパーで取り扱いがありましたので、お近くにお住まいの方はぜひ。手に入らない場合は好みのフォー麺やタイ麺で代用可能です。
- 玉ねぎ麹: このスープヌードルで大事な調味料です。玉ねぎ麹は手作りできる無添加コンソメと言われており、カレーライスやパスタ作りでも重宝します。玉ねぎ麹を使ったレシピ一覧はこちらで。
- 醤油・みりん: スープに旨味と甘味を加えます。
- 塩: スープ作りの際に、野菜に塩を加えてじっくり炒めることで野菜の旨みを引き出します。
- 油: 野菜を炒める際に少量使用します。
- 青シソ: 好みで加えます。味が引き締まるため減塩効果があるのと、シソの爽やかさで食欲がそそられるという一石二鳥の効果があります。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🥢作り方
- 下準備: まず米麺をボールに入れて、ひたひたになるくらいの水を注いでふやかしておく。次にトマトを角切りにし、それ以外の野菜は短冊切りまたは細切りにしておく。
- 出汁をとる: 鍋に油をひいて熱し、切った野菜と塩ひとつまみを入れてさっと混ぜる。すぐに蓋をして中弱火で7分炒め煮にする。焦げないように時々混ぜるのがポイント。
- 味付け: 炒め終わったら、水と調味料を加えて煮立たせる。
- 麺を加える: 煮立ったら、戻しておいた米麺を加えて好みの固さになるまで煮る(Golden Lionの麺の場合は表示通り4分が目安)。
※長めに煮ると麺に味が染み込み、麺からスープの味がしっかりするようになる。ただし、スープはかなり少なくなるので好みで調節する。
出来上がったらお皿に移し、好みで青シソの千切りと胡麻をのせて完成。
💫美味しいスープにするためのポイント
野菜を炒め煮にするときに、焦げないように時々かき混ぜるのですが...
この時に「野菜がちょうど鍋底にへばり付いてきてうっすら茶色になってきた！」というタイミングで混ぜるようにしてみてください。
こうすることで、スープに香ばしさが加わって、スープの味がグレードアップしますよ！
また、火加減は「焦げ付かないように慎重に弱火で...」ではなく、「ちょっと焦がしてやろうじゃないか！」という気持ちで中弱火で炒めるのがポイントです(もちろん焦がさないように注意しながら作るのを前提に)。
是非試してみてくださいね✌️
🍴使った道具
- 包丁
- まな板
- 底の厚い鍋(ソースパン): そこが厚いソースパンで作る方が炒め煮の過程が上手くできるので好んで使っています。もしなければ普通のお鍋で大丈夫ですよ。
- ボール
- ザル
- 菜箸
- 木ベラ
💭よくある質問
米麺は水に浸しておくと、バリバリと麺と麺が互いに絡まっていたのが、触っただけですんなりとキレイにほぐれるようになります。そこまで戻せば茹でに入ってOKです。
🧘♀️オススメの養生レシピ
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📖レシピカード
野菜たっぷりのスープヌードル(米麺)
Equipment
- 包丁
- まな板
- 底の厚い鍋(ソースパン)
- ボール
- ザル
- 菜箸
- 木ベラ
Ingredients
- ライスヌードル 「Golden Lion rice stick 500g入り」がオススメ 50 g
スープの出汁づくり
- トマト 60 g
- キャベツ 50 g
- にんじん 25 g
- 玉ねぎ 25 g
- 油 小さじ 1
- 塩 ひとつまみ
スープの味付け
- 水 300 ml
- 玉ねぎ麹 小さじ 2
- みりん 小さじ 2
- 醤油 小さじ 1
仕上げ
- 青シソ 適量
- いりごま 適量
Instructions
- 下準備: まず米麺をボールに入れて、ひたひたになるくらいの水(分量外)を注いでふやかしておく。次にトマトを角切りにし、それ以外の野菜は短冊切りまたは細切りにしておく。50 g ライスヌードル60 g トマト50 g キャベツ25 g にんじん25 g 玉ねぎ
- 出汁をとる: 鍋に油をひいて熱し、切った野菜と塩ひとつまみを入れてさっと混ぜて、蓋をして中弱火で7分炒め煮にする。焦げないように時々混ぜるのがポイント。小さじ 1 油ひとつまみ 塩
- 味付け: 炒め終わったら、水と調味料を加えて煮立たせる。300 ml 水小さじ 2 玉ねぎ麹小さじ 2 みりん小さじ 1 醤油
- 麺を加える: 煮立ったら、戻しておいた米麺を加えて好みの固さになるまで煮る(Golden Lionの麺の場合は表示通り4分が目安)。※長めに煮ると麺に味が染み込み、麺からスープの味がしっかりするようになるけれど、もちろんスープはかなり少なくなるので好みで。
- 仕上げ: 出来上がったらお皿に移し、好みで青シソの千切りと胡麻をのせて完成。適量 青シソ適量 いりごま
スープヌードルのレシピ、いかがでしたでしょうか？
このレシピと一緒によく食べているのが納豆チヂミ。タンパク質が補給できるのと、体調が悪くてもふんわり食べやすく、気に入ってよく作っています。
後日レシピを公開したいと思いますのでお楽しみに💫
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