スパイスで炒めたインドのお惣菜、じゃがいものサブジ(野菜の炒め煮)のレシピです。
このレシピでは、よくあるアルーサブジ(じゃがいものドライカレー)にアレンジを加え、甘じょっぱく赤色が鮮やかなサブジに。
このサブジのレシピは、前回紹介したヴィーガンボルシチと同様に、夏バテ、残暑バテの疲労回復にオススメですよ。
このレシピの成り立ち
インド料理店でごく稀にお目にかかることのあるアチャール(インドのピクルス) が好きで、よく作るのですが、その味をカレーにアレンジできないものかと思い生まれたのがこのレシピです。
スパイスはパプリカパウダーをメインに、数種類のスパイスを合わせて作ります。
この辛味を抑えた甘じょっぱい感じが、インド料理が苦手な人にも好まれます。
ぜひダールと一緒にお皿に盛り付けて味わってみてください。
このレシピが好みでしたら...
もしこの甘じょっぱい感じがお好きでしたら、ヤングコーンのスパイシーBBQのソースもオススメです。こちらもパプリカパウダーを加えて仕上げています。ヤングコーンだけでなく、他の焼き野菜で作っても美味しいと思います。合わせて是非お試しください🌻
👳♀️材料
さて、ジャガイモのサブジの材料は以下の通りです。
- じゃがいも: 今回はインカのめざめを使用しました。ほどよい甘味があり、煮崩れが少なく、また黄色い色が鮮やかで見た目もよく仕上がります。
- インゲン : このレシピでは島村インゲンという伝統品種のインゲンを使用しました。手に入りやすいインゲンで作ってみてください。なければなくてもOKです。
- 玉ねぎ: インドカレーにはマストな玉ねぎです。粗みじん切りにして使います。
- ミニトマト: 完熟した酸味の少ないミニトマト(アイコ)を使用しました。ミニトマトがなければ、大玉や中玉トマトでもOKです。できるだけ酸味が少ない方が美味しくできると思います。
- パウダースパイス: パプリカパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリック、粗挽き唐辛子を使っています。粗挽き唐辛子はチリパウダー(唐辛子粉)で代用可能です。
- クミンシード: アルーサブジといえば、クミンシードは必須。必ず入っている欠かせないスパイスです。
- 塩: カレーの味の決め手は塩加減に。味がぼやける場合は、スパイスを追加するのではなく、思い切って塩を加えて味を整えます。
- 砂糖: 仕上げに加えます。加える前に味をみてみて野菜の甘味で十分であれば加える必要はありません。
詳しい分量は、一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🐪作り方
- 野菜の下準備: まずインゲンは筋を丁寧に取り、トマトとジャガイモは食べやすい大きさに切ります。玉ねぎは粗みじん切りに。
- 茹でる: 次にインゲンとジャガイモを好みの固さになるまで茹でます。ジャガイモは200gに対して水100gを使用して十分柔らかくなるまで茹でたら、強火で水分を飛ばして粉吹き芋のように仕上げるといいです。
- 炒める: 油をひいたフライパンを熱し、クミンシードを中弱火で炒めます。香りが立ってきて色が変わり始めたら、玉ねぎと塩を加えてしんなりするまで炒ましょう。
- 味付け: 一度弱火にしてスパイスを加えよく混ぜたら、その後残りの野菜と塩を加えて混ぜます。最後に砂糖で味を整えて完成です!
👳🏽♂️おすすめの食べ方
せっかくなので、ダールも手作りして簡単ターリー定食を作ってみましょう!
下の写真のターリー定食の内容は次の通りです。
- バスマティライス
- ジャガイモのサブジ
- ダール
- スライスした人参ときゅうり
- 豆乳ヨーグルト
好みでカレーとヨーグルト、ご飯を混ぜていただきます。
食後はノンカフェインの本格ルイボスチャイのレシピがオススメ。チャイで〆ればインド気分をより味うことができますよ。また、チャイ梅シロップを炭酸水で割ったサイダーもさっぱりして👍
🕌必要な道具
- 包丁
- まな板
- 鍋
- ザル
- 菜箸
- 木ベラ
🐅保存方法と日持ち
出来上がったジャガイモのサブジは、作った当日に食べ切るのがオススメです。インドの予防医学「アーユルヴェーダ」では、作り置きした食べ物は消化に負担をかけると言われています。さらに、スパイスの風味も時間が経つと落ちてしまうと言われており、作ったらできるだけ早めに消費するのが良いでしょう。
👸🏽よくある質問
人によってはわざとクミンシードを焦がす人もいます。以前いくつかのインド人の家庭でダールの作り方を見せてもらったことがあるのですが、スパイスの使い方はそれぞれ全くといっていいほど異なります。そのため、焦げてしまってもOKなのです。次回は焦がさないよう注意しながら作ってみて、その味の方が好みであれば今後は焦がさない方法で作っていけばいいと思います✌️
🫑パプリカパウダーを使ったオススメレシピ
パプリカパウダーを使ったレシピです:
🎇旬なヴィーガンレシピ
その他オススメのヴィーガンレシピです:
👇レシピカード
VEGAN🇮🇳じゃがいものドライカレー
Equipment
- 包丁
- まな板
- 鍋
- ザル
- 菜箸
- 木ベラ
Ingredients
- ジャガイモ 大1個分 200 g
- トマト 60 g
- インゲン 50 g
- 玉ねぎ 25 g
- 油 大さじ 1
- クミンシード 小さじ ½
- 塩 ½ ひとつまみ
パウダースパイス
- パプリカパウダー 小さじ 1½
- コリアンダー 小さじ ½
- ターメリック 小さじ ¼
- レッドペッパー 小さじ ¼
- 塩 小さじ ½〜
仕上げ
- 砂糖 小さじ ½強
Instructions
- 野菜の下準備: インゲンは筋を丁寧に取り、トマトとジャガイモは食べやすい大きさに切る。玉ねぎは粗みじん切りにする。200 g ジャガイモ60 g トマト50 g インゲン25 g 玉ねぎ
- 茹でる: インゲンとジャガイモを好みの固さになるまで茹でる。ジャガイモは200gに対して水約100gを使用し、十分に柔らかくなったら水分を飛ばして粉吹き芋のように茹であげるといい。
- 炒める: 油をひいたフライパンを熱し、クミンシードを中弱火で炒める。香りが立ってきて色が変わり始めたら、玉ねぎと塩を加えてしんなりするまで炒める。大さじ 1 油小さじ ½ クミンシード½ ひとつまみ 塩
- 味付け: 一度弱火にしてスパイスを加えよく混ぜる。その後残りの野菜と塩を加えてよく混ぜ、最後に砂糖で味を整えて完成!小さじ 1½ パプリカパウダー小さじ ½ コリアンダー小さじ ¼ ターメリック小さじ ¼ レッドペッパー小さじ ½〜 塩小さじ ½強 砂糖
ジャガイモのサブジのレシピ、いかがでしたでしょうか?
こちらのレシピが気に入っていただけたら、甘じょっぱい感じがクセになるヤングコーンのスパイシーBBQや、カボチャのエスニック風焼き浸しもオススメです🕊
合わせて是非お試しください🍛
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