簡単そうで奥が深い、秋のおやつ「モチモチのカボチャもち」のレシピです。
お砂糖なしの甘辛ダレがかぼちゃもちにトロリと絡んで絶妙に🤤

蒸したカボチャを使って作る、ヴィーガンおやつのひとつ「カボチャもち」。
このおやつの魅力はなんと言っても、片栗粉とカボチャがあればすぐに作ることができるということ。材料が少なく、サクッと作れるお手軽なおやつですが....
実は結構失敗が多いんですね。水っぽいカボチャを使ったために上手くまとまらなかったり、それをカバーするために片栗粉を入れすぎたせいでカボチャの味がしなくなってしまったり....とトラブルが続出。
でももう心配いりません、美味しくできるコツをここでお届けします!
カボチャ選びのコツから、蒸し方のコツまで一挙大公開。ポイントを守ればおいしいカボチャもちが出来上がりますよ。

カボチャのおやつレシピをお探しでしたら、カボチャのいとこ煮、カボチャの焼きプリン、カボチャのベイクドチーズケーキなども紹介しています。コーヒーやお茶とよく合いティータイムにおすすめです。
そちらも合わせて是非ご覧ください🕊
Jump to:
🍁材料

- カボチャ: ホクホクに仕上がるカボチャを選びます。繊維っぽく、水っぽいものだとモチモチの仕上がりになりますが、カボチャの風味にかけてしまいます。詳細はカボチャの選び方で紹介しています。
- 片栗粉: カボチャもちのモチモチ食感のもとです。つなぎとして使用します。
- 豆乳: カボチャの水分が少ない場合に豆乳を加えて調節します。ただ今までの経験上、ほとんど出番はありません。
- 特製タレ: 「醤油:みりん:メープルシロップ=1:2:2」の割合で混ぜたものを使用します。
詳しい分量は一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🗻作り方

- 下準備: カボチャを切って蒸し器で15-20分蒸します。竹串がすんなり入るようになったら取り出して冷まします(詳しい蒸し方はこちらで)。
十分に冷めたら、スプーンを使って果肉をすくい、ボールに入れます。

- 混ぜる: カボチャに片栗粉を加えて、カボチャを潰しながらよく混ぜます。
💡硬さは多少ベタつくくらいでも全然OKです。反対に、もしパサつくようであれば豆乳を少しずつ入れて調節しましょう。

- 成形する: 生地を6等分して丸めます。火が通りやすいように平らにし、油をひいたフライパンに重ならないように並べます。
💡丸めにくい場合は、手を水で濡らすか油を手に薄く塗るなどしてみてください。

- 焼く: 片面を約3分ずつ焼きます。こんがり焼けたら、タレを入れて、カボチャもちにタレを絡めながら煮詰めます。とろみがついてきたら火から下ろして完成です。

🙅🏻♀️これだけはやらないで!おいしいカボチャもちを作るために守ってほしいこと。
カボチャのタネがベタつくと、つい片栗粉を足して「タネを耳たぶくらいの硬さにしなくちゃ〜」とお考えのあなた!
ここで待った!です。
ジャガイモで作る「いももち」と違って風味が繊細なのが特徴の「カボチャもち」。片栗粉を入れすぎてしまうと、ただモチモチとした味気ないカボチャに仕上がってしまうのです。
実際に片栗粉を多めに入れて作ったものがこちら。


見た目が透き通っており、いかにも澱粉質が多いと言った感じです。美味しそうに見えるのですが、一口食べた瞬間、何を食べているのかな?と首をかしげてしまいます。
なのでぜひ片栗粉の分量は守っていただいて、カボチャの風味が味わえるおいしいカボチャもちを作ってください。
♨️カボチャもち作りの成功のポイント① カボチャの蒸し方
失敗しないかぼちゃ餅作りのまず一つ目のポイントは「カボチャを蒸すときは、皮を横向きにして蒸す」ということ。
カボチャの皮を下向きにしてしまうと、ワタがあった部分の窪みに水が溜まってしまい、水っぽい仕上がりになってしまいます。
そうすると、せっかくのカボチャもちの仕上がりが味気ないものになってしまいます。
そのため、カボチャを蒸すときは必ず皮は横向きにして蒸すようにしましょう。

🙆♀️カボチャもちづくりの成功のポイント② カボチャ選び
また、もうひとつの成功のポイントは、カボチャ選びに。
カボチャはできるだけ繊維が少ないもの、水っぽくないものを選びましょう。
オススメの品種は坊ちゃんカボチャや、ロロンなどといったホクホク感が特徴のもの。
もちろんホクホク系の品種を選んでも、残念なことにもちろん水っぽいものに当たることがあります。
そのため、段階的に見極めていくほうが失敗が少ないです。次のステップに従えばもうカボチャ選びをマスターしたも同然です。

カボチャの見極め方
👉STEP1:
まずはカボチャを切ってみて判断してみましょう。皮と果肉の境目がはっきりしたものが水っぽくないことが多いと言われています。もし境目がぼやけて緑っぽくなっているものがあれば、そのカボチャは別の料理で使いましょう(カボチャの焼き浸しがオススメ!)。

👉STEP2:
さらに今度は、カボチャを蒸してみて判断します。この時点で水っぽい・繊維が多いと感じた場合は、潔く諦めてカボチャ粥やカボチャスープ、カボチャのお汁粉にして楽しみます。
水っぽいカボチャで作るとカボチャの風味がなく、ただモチモチとした食感の味気ないカボチャもちになってしまいますので、カボチャ選びは慎重にしましょう!
🍴使った道具
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- フライパン
- フライ返し
🫙保存方法と日持ち
たくさん作った場合は、成形したものをラップで包んで冷凍保存することができます。ただ、芋もちよりもベタつきやすいので、焼いたものを冷凍した方が良いと思います。
💭よくある質問
カボチャの皮も入れてもOKです。なめらかさが気になる場合は一度濾したり、フードプロセッサーでなめらかにしたりして作ってみてください。

🎃カボチャを使ったレシピ
カボチャを使ったヴィーガンレシピです:
📣最新のヴィーガンレシピ
最近アップしたヴィーガンレシピです:
📖レシピカード

もちもちカボチャもち
Equipment
- 包丁
- まな板
- ボール
- スプーン
- フライパン
- フライ返し
Ingredients
- カボチャ 200 g
- 片栗粉 25 g
- 豆乳 適量
- 油 焼く用 適量
タレ
- 醤油 小さじ 1
- みりん 小さじ 2
- メープルシロップ 小さじ 2
Instructions
- 下準備①: カボチャを切って蒸し器で15-20分蒸します。竹串がすんなり入るようになったら取り出して冷まします(詳しい蒸し方はこちらで)。十分に冷めたら、スプーンを使って果肉をすくいボールに入れ、そのうち150gを使用します。200 g カボチャ
- 下準備②: タレの材料をボールに入れて混ぜておきます。小さじ 1 醤油小さじ 2 みりん小さじ 2 メープルシロップ
- 混ぜる: カボチャに片栗粉を加えて、カボチャを潰しながらよく混ぜます。※このとき、もしパサつくようであれば、豆乳を少しずつ入れて調節します。多少ベタつくくらいは許容範囲ですので心配しなくて大丈夫です。ベタつくからといって片栗粉の量を増やしてしまうとカボチャの風味にかけてしまいますので注意しましょう。25 g 片栗粉適量 豆乳
- 成形する: 生地を6等分して丸めます。火が通りやすいように平らにし、油をひいたフライパンに重ならないように並べます。
- 焼く: 片面を約3分ずつ焼きます。こんがり焼けたら、混ぜておいたタレを入れて、カボチャもちにタレを絡めながら煮詰めます。とろみがついてきたら火から下ろして完成です。適量 油
さて、カボチャもちのレシピ、いかがでしたでしょうか?
今後もカボチャを使ったレシピを随時公開していきます。
どうぞお楽しみに💫
Comments
No Comments