梅シロップで作る爽やかな「ミニトマトのコンポート」のレシピです。
ミニトマトのコンポートを水っぽくなく仕上げるコツも大公開。
熱い夏に冷蔵庫に忍ばせておけば、ちょっとした時につまめるヒンヤリ涼しげなデザートに。見た目も可愛らしいので、おもてなしデザートとしてもおすすめです。
このレシピは
- ミニトマトの大量消費レシピが知りたい
- 梅シロップの活用レシピが知りたい
- 夏のデザートレシピが知りたい
という方へオススメのレシピです。
また、このミニトマトのコンポートのレシピはヴィーガン・ベジタリアンにも対応しています🕊
🍅トマトを使ったオススメレシピ
このサイトでは、ミニトマトのコンポートのレシピ以外にも、ミニトマトを使ったレシピをたくさん紹介しています。
1ヶ月ほど保存可能なドライトマトや、ドライトマトのオリーブオイル漬け。さらにそれを使ったアレンジ冷奴など、どれも夏にピッタリのレシピです。あわせて是非お試しください🌻
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☀️材料
さて「ミニトマトのコンポート」の材料は以下の通りです。
- ミニトマト : 今回はミニトマトのアイコを使用しました。アイコは果肉が厚く、中のゼリーが少ないというのが特徴です。そのため、しっかり乾燥させる必要のあるドライトマトづくりにはピッタリの品種と言われています。今回のコンポートも水っぽさを防ぎたいという理由でアイコを使用しましたが、好みのトマトを使ってOKです。
- 梅シロップ : このレシピではチャイスパイスを加えて作った梅チャイシロップを使用しました。スパイスの香りがトマトの爽やかさを引き立ててくれる効果があり、お砂糖と梅だけで作る一般的な梅シロップを使うよりも、スッキリ爽やかな味わいに。もちろん普通の梅シロップでも十分おいしく作ることができますよ。
詳しい分量は、一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
🍉作り方
では、こちらで作り方の手順をご紹介します。
- トマトを湯に浸す: まずトマトの皮を剥く準備をします。沸騰させたお湯にミニトマトを入れて約2分ほどおきましょう。皮をおしてみて、パンパンに膨れて弾力が出てきたら準備完了のサイン。ザルにあけて湯切りします。
- 皮をむく: 手で触れるくらいになったら、トマトの皮をむきます。スルスルとむけるととっても気持ち良いです。むき方はこちらで詳しく説明しています。
- シロップを加える: トマトの皮がむけたら、なるべくトマトが温かいうちにシロップと合わせます。そうすることで味が染み込みやすくなります。
- 馴染ませる: 粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷まし味をなじませます。シロップがトマトがヒタヒタになるくらいまであがってきたらできあがりのサイン。お皿に盛って早速いただいてみましょう!
✌️美味しく仕上げる4つのポイント
作り方をザッと確認したら、コンポートを水っぽくなくおいしく仕上げる4つのポイントを確認しましょう!
①湯切りしたら水に浸さない!
トマトの湯むきというと、湯からトマトを引きあげたあとに水に浸す...という印象があります。ただそうすると、仕上がりが水っぽくなってしまうことが。
そのため、湯切りしたあとはトマトをザルにあけ、指で触れるくらいになるまでトマトを冷ますようにします。それからトマトの皮をむけば、水っぽくならずにおいしいトマトのコンポートが出来上がります。
②なるべく温かいうちにトマトを漬け液に!
ミニトマトがまだ温かいうちに皮むきを終えたら、すぐに梅シロップを絡めるようにします。野菜の焼き浸しを作る際も「温かい漬け汁に揚げたての野菜を入れることで具材に味を染み込みやすくさせる」という手法が取られます。ここでもそのメソッドを利用して、できるだけトマトが温かいうちにシロップと絡めることで、味をグッと染み込みやすくします。
そのため、あらかじめ保存容器に梅シロップを入れて用意しておき、皮がむき終わったトマトから順次梅シロップに絡めるようにすると◎。
③梅シロップは水で薄めない!
このレシピでは、シロップを水で薄めずに作ります。ミニトマトと梅シロップを絡めてすぐは、シロップが少ないのでは...と心配になりますが、冷蔵庫で冷やしている間にトマトから出てくる水分で徐々にシロップが薄まってきます。しっかり冷える頃には、ミニトマトがヒタヒタになるくらいのシロップ量になるため心配無用!
トマトと梅シロップを絡めてすぐの状態。
冷蔵庫でしっかり冷やしたあと。トマトがヒタヒタになるまでシロップがあがってきている。
BEFORE
AFTER
一般的なレシピでは、水と砂糖を合わせてコンポートの漬け液を作ります。このレシピでは水を加えない分、気持ちですが日持ちがしやすく、トマトに味がしっかり染みこみ一石二鳥。
④冷蔵庫でしっかり冷やす!
梅シロップとミニトマトを和えたら、とにかく冷蔵庫でしっかり冷やしましょう。しっかり冷える頃にはシロップの味がトマトに染み込んでいます。一晩おくとさらに味が染み込みますので、好みで漬け込みの時間を調整してみてください。
この4つのポイントを守って、美味しいミニトマトのコンポート作りに挑戦してみましょう!
🪄手間いらず!ミニトマトの湯むきの仕方
ここでは、ミニトマトの皮に切れ目を入れることなくキレイに湯むきできる方法をご紹介します。わずらわしくなく、手間もかからず、さらに味も染み込みやすいトマトの湯むきができるという、一石三鳥ですので覚えておいて損なしです。
- トマトを湯に浸す: 沸騰したお湯を用意します。火を止めた状態のお湯にミニトマトを浸します。
- 湯切りする: 1-2分ほど浸すと、いくつかのミニトマトの皮にヒビが入り始めます。それを合図にミニトマトをザルにあけ湯切りをしましょう。手で触れるくらいまで冷めたら、早速皮を剥いていきます。
- 皮むき①: ミニトマトの皮がはじけた場合は、何もしなくても簡単にむくことができます。つるん!とむける皮むきを楽しみましょう!
- 皮むき②: 皮がはじけていないものは、爪楊枝を使うとむきやすいです。ミニトマトのてっぺんにプチッと穴をあけ、そこから皮むきを開始します。もし爪が伸びているようであれば、爪楊枝を使わず、爪で皮をつまんでしまえばOK。
あとは皮がむけるがままに、スルスルっとむいていきます。
これで皮むきができました!切れ目を入れなくてもスルスルっと気持ちよくキレイにむけます。これでシロップに漬け込む準備は完了です!
👒必要な道具
- 鍋 または ボール
- ザル
- 爪楊枝(必要であれば)
- 保存容器 : 500gのミニトマトを使用する場合は、600mlほどの大きさの保存容器を使用するといいです。
🌻保存方法と日持ち
このミニトマトのコンポートは、できあがってから5日までには食べ切るようにします。
保存状態によっては痛みがはやくなってしまうので、様子をみながら消費するようにします。ただ、500gのトマトを漬けても毎日少しずつつまんでいると、3-4日でなくなってしまうことがほとんどです。
もし痛むのが心配であれば、つけ汁を切ってから冷凍してしまいましょう。シャリシャリ感を楽しむのも◎。
👧🏻よくある質問
梅シロップが用意できない場合は、他の甘味料で置き換え可能です。ヴィーガンの人は蜂蜜を摂取しない人が多いため、甜菜糖などに少量の水を加えて煮立て、濃いめのシロップを作って使用するといいです。
「ミニトマト 100g : 梅シロップ 大さじ1」と覚えておきましょう。もし作ってみて味が薄すぎるような場合は、適宜シロップを追加して作ります。
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📖レシピカード
VEGAN🍅ミニトマトの梅シロップ漬け
Equipment
- 鍋 or ボール
- ザル
- 爪楊枝 必要であれば
- 保存容器
Ingredients
- ミニトマト 500 g
- 沸騰したお湯 ミニトマトが浸る分 適量
- 梅チャイシロップ 梅シロップでも可 大さじ 5
Instructions
- トマトを湯に浸す: まずトマトの皮を剥く準備をします。沸騰させたお湯にミニトマトを入れて約2分ほどおきましょう。皮をおしてみて、パンパンに膨れて弾力が出てくる、または幾つかのミニトマトの皮に亀裂が入ったら準備完了のサイン。ザルにあけて湯切りします。500 g ミニトマト適量 沸騰したお湯
- 皮をむく: 手で触れるくらいに冷めたら、トマトの皮をむきます。むき方はこちらで詳しく説明しています。
- シロップを加える: トマトの皮がむけたら、トマトが温かいうちにシロップと合わせます。そうすることで味が染み込みやすくなります。大さじ 5 梅チャイシロップ
- 馴染ませる: 粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷まし味をなじませます。シロップがトマトがヒタヒタになるくらいまであがってきたらできあがりのサイン。お皿に盛っていただきます。
「ミニトマトの梅シロップ漬け」のレシピ、いかがでしたでしょうか?
こちらのレシピが気に入っていただけたら、ヴィーガンチョコアイスバーや、ヴィーガンチョコレートムースも夏のデザートにピッタリです。
ぜひこちらもあわせてお試しください🕊
ルカ
普通の梅シロップで作りました♪来年はスパイス入りの梅シロップにも挑戦してみます!