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新生姜と梅酢だけで仕込む、砂糖なし・無添加の「紅しょうが」。
自家製の梅酢を使えば、塩分濃度も自分だけのオリジナルに。
細かく刻んで手作りのゆかりと一緒にご飯に混ぜたり、ヴィーガン冷やしラーメンのトッピングにしたり、使い方はいろいろ。

🎐 夏の台所から
土用の丑の日を皮切りに、梅干し干しが始まる。
今年は500個近くの梅干しを漬けたから、梅酢もたっぷり。
この自然な梅酢を使って、砂糖不使用・無添加の紅しょうが(梅酢紅生姜)を仕込む。
新生姜に梅酢を注ぐと、じんわりと淡くやさしいピンク色に染まっていく。
何度見ても、心躍る瞬間。
この色と香りは、手作りだからこそ出せるやさしさ。
ご飯に、麺に、パスタやサラダにも。
夏の爽やかさをひとさじずつ添えて。いろいろな料理と楽しもう。
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🧺 この紅しょうがの特徴
- 白梅酢で引き出す、自然なピンク色
- 添加物も砂糖も使わない、やさしい味わい
- 梅酢の防腐効果で、保存料なしでも安心
- 少量から手軽に仕込める
- 数時間後から食べられる手軽さ
- ヴィーガン冷やしラーメンのトッピングにもおすすめ

🌸 材料
- 新生姜 … お好みの量
- 梅酢(白梅酢 または 赤梅酢)… 新生姜がしっかり浸かる程度
☞ 市販の梅酢でもOK。赤しそ入りなら、より紅しょうがらしい発色に。

👇 詳しい分量や作り方のまとめは、一番下のレシピカードで。
📖 つくり方

- 生姜をスライスする: 生姜はよく洗って皮についた汚れを落とす。ペーパータオルなどでしっかりと水気を拭き取り、好みの細さに切る。
🕊 今回は皮はむかずにそのまま使用。
皮の色や質感が気になる場合は、スプーンで軽くこそげ取っても◎

- 漬ける: 清潔な保存瓶にスライスした新生姜を入れる。その上から生姜がひたひたになるくらいまで梅酢を注ぎ、冷蔵庫で数時間〜一晩ほど置き完成。
🕊 ピンク色がじんわり染まっていく時間も、手作りの楽しみ。

🫙 保存のこと
- 冷蔵庫で1週間〜10日ほどを目安に
- 取り出すときは清潔な箸やスプーンを使うと長持ち
- 少量ずつ仕込むことで、いつも新鮮な香りと味を楽しめる
🌿 無添加だからこそ、冷蔵庫の中で静かに見守って、早めに美味しくいただこう。
📘 キッチンノート|仕込みのヒント
- 梅酢の種類
白梅酢は穏やかな塩味と香り。赤梅酢は、赤しその香りと発色が華やか。どちらもお好みで。 - 生姜の刻み方
千切りにすれば、焼きそばや混ぜご飯に。みじん切りなら、薬味としても使いやすい。 - 梅酢の色の楽しみ方
白梅酢でも新生姜が自然にピンク色に染まる。より濃い紅色を求めるなら、赤しそ入りの梅酢を使って。



🔪 紅しょうがのおいしい使い道
- 焼きそばや焼きうどんのトッピングに
- シソやゴマと混ぜて、さっぱり混ぜご飯に
- 懐かしの昭和カレーの添え物にして、福神漬けのかわりに
- 細かく刻んで、サラダや冷奴、おにぎりにひとさじ
📚 よくある質問(FAQ)
A. はい、白梅酢でも新生姜の持つ成分によって自然なピンク色に染まります。より鮮やかな色を出したい場合は、赤しそ入りの梅酢(赤梅酢)を。
A. 素材の味を大切にしたいので砂糖なしのままでも充分ですが、きび砂糖やてんさい糖をほんの少し加えても。
A. 冷蔵庫で7〜10日ほど。取り出す際に清潔な箸を使うことで、より長持ちします。
A. 通年出回る生姜でも作れますが、やさしい辛みと香り、色づきやすさは新生姜ならでは。
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✏️ レシピカード|分量・作り方のまとめ

新生姜と梅酢だけで作る無添加「紅しょうが」
Equipment
- 清潔な保存瓶
- 包丁またはスライサー
- ペーパータオル (生姜の水気を拭く用)
Ingredients
- 新生姜 適量
- 梅酢 白梅酢または赤梅酢 適量
Instructions
- 新生姜をよく洗い、皮についた汚れを落とす。ペーパータオルでしっかりと水気を拭き取る。適量 新生姜
- 好みの厚さにスライスし、好みの細さに切る。※ 皮はむかずに使うが、気になる場合はスプーンで軽くこそげ取ってもよい。
- 清潔な保存瓶に切った新生姜を入れる。
- 新生姜がひたるくらいまで梅酢を注ぐ。適量 梅酢
- 冷蔵庫で数時間から一晩漬けて、淡いピンク色に染まったら完成。
Notes
- 保存は冷蔵庫で1週間から10日を目安に。
- 使用の際は清潔な箸やスプーンを使い、保存瓶に直接手を入れないように注意。
- 白梅酢でも自然なピンク色になるが、赤梅酢を使うと色鮮やかに仕上がる。
- 漬けてすぐでも食べられるが、時間を置くほど味が馴染む。
- 砂糖や添加物は使わず、素材の味を大切にしたレシピ。
💐 おわりに
手しごとの漬物は、色も香りも、自然からの贈りもの。
梅酢で漬ける紅しょうが。
ビーツで染めた玉ねぎの甘酢漬け。
どれも人工的ではない、やわらかな美しさがある。
たっぷり漬けて、明日は懐かしの黄色い昭和カレーに添えよう。
思い出の味に、やさしいいろどりを添えて。
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