
シャッキリ美味しい「菜の花のおひたし」のレシピです。
おひたしの作り方だけでなく菜の花の選び方、美味しい茹で方、菜の花のおひたしを使ったレシピも紹介しています。
またこのブログに掲載されているレシピは、全てヴィーガン・ベジタリアンに対応しています。
もちろんプラントベースダイエットに興味がある方、豆・野菜料理に興味がある方にも参考にしていただけると思います。
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溜め込んだものを手放そう。『菜の花でデトックス』
菜の花が咲き始めると、春が来た、ということを実感します。鮮やかな黄色に、目も心も歓喜し、体全身で春を感じることができます。
長い冬が去る頃、日が伸びるとともに鳥も自然界も人間も活発に動き始めます。
それと同時にこれまで冬に溜め込んできた色々なものが解放されていく時期、それが春です。
自然の流れに逆らわず、自然の恩恵を受けながらこれまで心や体に溜めてきたものを上手に手放しつつ、春を始められるといいなと思います。
さて、この時期に菜の花をいただくと、体に良いことがいっぱいあります。なぜなら菜の花にはデトックス効果が期待できる成分がたくさん含まれているからです。
- 肝臓の解毒作用を高める苦み成分「イソチオシアネート」
- 体内の余分な水分や老廃物の排出を促す「カリウム」
- 新陳代謝を促進する苦み成分「植物性アルカロイド」
- 肝臓の解毒作用を強化する辛味成分「グルコシノレート」
こういった成分のおかげで、菜の花を食べるとむくみがとれたり、血の巡りが良くなったりといったうれしい効果が。これらの効果をただ聞いているだけでも、食べたら元気になれそう!そんな気がしてきます。
また菜の花はビタミンCも豊富に含んでおり、お肌にもとってもいいのだそうです。春時期は花粉症や黄砂の影響で肌が荒れやすい時期でもあります。そのため、菜の花を積極的にいただいてたっぷりとビタミンを補給してあげると、お肌もとっても喜びそうです。
体調が崩れやすい春の始まりに、菜の花を美味しくいただいて、心と体のバランスをうまく取りながらゆったりとした気持ちで新年度を始められるとうれしいですね🌼

菜の花には種類がいっぱい。
実は菜の花というのは、黄色い花を咲かせるアブラナ科の野菜の花芽やつぼみ、若葉の総称のこと。
そのため一口に菜の花といっても、実は高菜、からし菜、アスパラ菜、白菜、水菜、小松菜、ブロッコリーなどと色々な種類があります。
それぞれの野菜の味が異なるように、菜の花の味も千差万別。面白いように味が違うんです。
私が好きでよく食べるのは、白菜の菜の花。苦味が少なくとっても甘いのです。
白菜を栽培されれている方が近くにいらっしゃれば、ぜひ一度お裾分けをお願いして試されてみてください。本当に美味しいんですよ。

この菜の花のおひたしのレシピでは、白菜の菜の花を使っています。
そのため、つゆの味や茹で時間は手に入った菜の花に合わせて好みで調節してみてください。菜の花を茹でるときも、つゆを作るときも味見が大事です。なんでも心の声を聞いて自分好みに調節してみるのが心にも体にも一番、そう思います。
花は咲いていてもいい?『菜の花の選び方』
さて、販売されている菜の花は蕾のものが多いですよね。
花が咲き切らない蕾のままの菜の花は、茎の太い方まで柔らかいのが特徴です。こちらはおひたしやパスタにしても筋っぽくなく美味しくいただけます。
一方花が咲いているものは、少しだけ苦味が増して、茎がかたくしまってきます。茎の太い方は筋っぽく食べるのが大変になるので、まだ柔らかい頭の方だけを切っていただきます。ただ花が咲いていると盛り付けた時にかわいいので、つい料理に使いたくなってしまいます。お花の香りがまたアクセントになって、香り豊かに仕上がるのも魅力です。ただ菜の花花粉症の方には注意が必要なので、体調に合わせて召し上がってください。
私はというと、蕾のものはおひたしに、花が咲いたものは菜の花の塩麹ペペロンチーノパスタにと使い分けています。どちらも余すことなく、美味しくいただいています。
シャキッと仕上げる。『菜の花のおひたし』
さて、菜の花のことはここまでとして、ここからは
くたっとしすぎない、シャックっとした食感が残った美味しいおひたし
を一緒に作っていきましょう。

- 洗う: 菜の花を洗って汚れを落とします。
🗝もし菜の花を入手してから時間が経っており、菜の花がくたっとしている場合は、しばらく水につけてシャキッとさせます。そうすることでより美味しく茹で上げることができますよ。

- 茹でる: 沸騰させたお湯で菜の花を茹でます。茹で時間は長くて1分ほどを目安にします。茹でたらザルにあけて水を切ります。
🗝茹で時間は完全に好みです。私はシャキッとさせたいのでモノや状態によっては20~30秒で済ませることも。

- つゆを作る: 鍋につゆの調味料(水・みりん・醤油)を入れて一煮立ちさせます。みりんのアルコール臭が飛んだら火からおろします。

- つゆをかける: 茹でた菜の花がまだ熱いうちに、作ったつゆをかけます。すぐ食べてもいいですし、少し時間をおいて味を染み込ませても◎ 好みで食べやすい大きさに切っていただいてください。

『余った菜の花のおひたし』を使って
春は生き物の成長が目まぐるしいため、菜の花を一気に収穫して一気に茹でていただくことが多いです。そのため、おひたしもまとめて作って一気にたっぷりと美味しくいただきます。
こちらは私のお気に入りの「菜の花のおひたしを使った納豆丼」のレシピです。
おひたしを大量に作った翌朝にいただくこの納豆丼は、食べるとなんだか爽快な気分で一日を始められるという不思議な一皿。
作り方はとっても簡単で、
- まずおひたしを1-2cmに切り、おひたしのつゆごと納豆とよく混ぜます。
- ご飯をお椀に盛ったら、まずとろろ昆布をのせてその上に1をかけます。
- 好みでごま油やラー油を垂らし、胡麻を振りかければ、立派な納豆丼の完成です。
もし山芋やオクラ、わかめがあれば加えると美味しいですよ。ねばねば丼です。
さっぱりした朝ごはんが食べたい時にオススメの納豆丼、
ぜひお試しください。
おひたし作りに使用した道具
- ボウル
- 鍋
- バット
- ザル
保存方法と日持ち
保存容器に入れて冷蔵保存します。翌日中に食べ切るようにします。
よくある質問
菜の花は黄色い花を咲かせるアブラナ科の野菜の花芽やつぼみ、若葉の総称を指します。一方菜花(なばな)はそのうちのひとつで、食用に品種改良されたもののことをいいます。


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レシピカード

菜の花のおひたし
Equipment
- 鍋
- ボウル
- ザル
- バット
Ingredients
- 菜の花 100g前後 1 掴み
つゆ
- 水 50 ml
- 醤油 小さじ 2
- みりん 小さじ 2
Instructions
- 洗う: 菜の花を洗って汚れを落とす。※もし菜の花を入手してから時間が経っており、菜の花がくたっとしている場合は、しばらく水につけてシャキッとさせる。そうすることでより美味しく茹で上げることができる。1 掴み 菜の花
- 茹でる: 沸騰させたお湯で菜の花を茹でる。茹で時間は長くて1分ほどを目安に。茹でたらザルにあけて水を切る。※茹で時間は好みで調節する。モノや状態によっては20~30秒でもOK。
- つゆを作る: 鍋につゆの調味料(水・みりん・醤油)を入れて一煮立ちさせる。みりんのアルコール臭が飛んだら火からおろす。小さじ 2 醤油小さじ 2 みりん50 ml 水
- つゆをかける: まだ菜の花が熱いうちにバットや皿に並べ、つゆをかける。すぐ食べても、少し時間をおいて味を染み込ませても良い。 好みで食べやすい大きさに切っていただく。
さて、「菜の花のおひたし」のレシピいかがでしたでしょうか?
もしまだ菜の花が余っているようであれば、ぜひ菜の花のパスタ塩麹のペペロンチーノもお試しください。塩麹の旨味と菜の花のほろ苦さがマッチしてとっても美味しいですよ◎
菜の花を美味しくいただいて、心も体もゆるやかに春を思いっきり味わいましょう🌸
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