旨味凝縮!!オーブンを使って作る「ドライトマトの作り方」を紹介します。
レシピに加えて、セミドライトマトとドライトマトの違いとメリット・デメリットについても詳しく説明しています。
このレシピは
- オーブンで作るドライトマトのレシピが知りたい
- 失敗しないドライトマトの作り方が知りたい
という方へオススメのレシピです。
また、旨味がたっぷりの乾燥トマトは、ヴィーガン・ベジタリアンレシピで大活躍。凝縮した旨味が料理の味をグレードアップさせてくれますよ。
🍅ミニトマトを使ったオススメレシピ
このサイトでは、ミニトマトを使ったレシピをたくさん紹介しています。
まずは、さっぱり感がたまらないデザート「ミニトマトのコンポート」。また、ドライトマトのオリーブオイル漬けに、それを使ったアレンジ冷奴など....
どれも夏にピッタリのレシピです。あわせて是非お試しください👒
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☀️材料
- ミニトマト : このレシピではシンプルにミニトマトだけを使います。塩を使ったレシピもありますが、塩分調整が難しくなるのが面倒なのでこのレシピでは省略しています。ただ塩を使うと、水分を出しやすかったり、トマトの甘味がより引き立ったりという効果もありますので、挑戦したい方はお好みで加えてみてください。
詳しい分量は、一番下にあるレシピカードをご覧ください👇
📝オススメの品種
ドライトマトにオススメなミニトマトは「果肉が厚く、ゼリーが少ないもの」です。
そのため、このレシピではアイコという品種を使用しました。大きさは、大きいもので4cmほどです。この水分が少なめのアイコを使えば「オーブン3時間+天日干し1日〜」ほどでしっかりと乾いた乾燥トマトが出来あがります。
4cmほどの大きさのアイコを使用
右下がアイコ。左上のトマトに比べて皮に近い部分がしっかりとしており肉厚。
もし他の種類のミニトマトを使用する場合は、大きさや水分量によって出来あがりまでの時間に大きく差が生まれやすいので、トマトの様子をみながら時間を調節してみてください。
詳しい作り方はこれから写真付きで紹介しますのでそちらを参考にしてみてください。
💁♀️セミドライトマト or ドライトマト?
ドライトマトには、セミドライトマトとドライトマトの2種類があります。
どの程度トマトを乾かすかによって、セミドライトマトに仕上げるか、ドライトマトに仕上げるかが決まります。
まずはそれぞれの特徴とメリットとデメリットを紹介します。
ジューシーなセミドライトマト
セミドライトマトは、半乾きの状態のドライトマトのことをいいます。つまり、ドライトマトよりも水分が多く、ネチっとした食感が特徴です。その食感と一粒に凝縮された旨味は、ソフトキャンディを連想させます。
以下はセミドライトマトのメリット・デメリットです。
<メリット>
- 完全に乾かす必要がないので、早く仕上がる
- ジューシーに仕上がる
<デメリット>
- 長期保存が利かない
- オイル漬けにするとカビやすい
セミドライトマト
しっとりと水分が残っている
旨味がより凝縮したドライトマト
ドライトマトは、水分がしっかりと抜けて乾き切ったトマトのことを言います。こちらはセミドライトマトに比べて噛みごたえがあるのが特徴です。ドライトマトの大きさや仕上がりの硬さによっては、水やオイルに浸して戻してから調理する必要があることも。
以下には、ドライトマトのメリットとデメリットをまとめました。
<メリット>
- 長期保存が効く
- 旨味が凝縮する
<デメリット>
- 出来上がるまでに時間がかかる
ドライトマト
中までしっかりと乾いている
どちらを選ぶかはお好みで
最後にまとめると、
「できるだけ早く、ジューシーに仕上げたい!」という場合 → セミドライトマト
「冷蔵でできるだけ長く保存したい!」という場合 → ドライトマト
に挑戦するのがオススメです。
冷凍保存でデメリットを解消することも
実を言うとセミドライトマトは、出来上がった後に冷凍してしまうことで、長期保存がきかないというデメリットを解消できてしまいます。その点も考慮してお好きな方にチャレンジしてみてください。
🔥作り方
ではドライトマトの作り方を紹介していきます。
- トマトの量をはかる: オーブンの天板にあるだけのトマトをのせて量を確認します。
- 量を調節する: 天板の半分を埋めるくらいにトマトの量を調節します。
- 水分を拭き取る: トマトはきれいに洗ったら、キッチンペーパーなどを使って表面の水気をよく拭き取ります。
- トマトを切る: 天板にオーブンシートをしきます。そのあと、ミニトマトをひとつずつ縦半分に切り、断面を上にして天板の上に並べます。
- 乾燥させる: 100度に設定したオーブンで90分焼きます。一度取り出して、焦げ付きがないかチェックしたら、天板の外側に置いたトマトと内側のトマトを入れ替えて再度90分焼きます。そのあと、120度に上げて約15-30分焦げないように注意しながら焼きます。これでセミドライトマトの完成です。
- さらに乾燥させる: そのあと干しカゴなどにオーブンシートごと移して、1日〜2日水分が無くなるまで天日干しします(夜間は室内に取り込む)。中までしっかり乾いたらこれでドライトマトの完成です。
✌️仕上がりを均一に。成功のヒント
オーブンを使ったドライトマト作りで注意することは、焦げつかせないことです。
低い温度に設定して乾燥させていても、天板の縁側においたトマトは乾燥しやすく、中心においたトマトは水分が残りやすいです。
そのため、仕上がりを均一にするために、大きめのトマトを天板の縁側に置くのがポイント。また、乾燥の途中で焦げ付きがないかチェックする時に、乾燥の早いトマトとそうでないトマトの場所を入れ替えてあげると、より均一な仕上がりになります。
90分加熱した後のミニトマト。配置場所や大きさによって乾燥具合に大きな差が。
また、早くできあがったものを見つけたら、その都度取り出して焦げてしまわないようにしましょう。
🥣必要な道具
🫙保存方法と日持ち
セミドライトマトは冷蔵庫保存で1-2週間、ドライトマトは1ヶ月ほど日持ちします。セミドライトマトは特にカビが発生しやすいので途中水分を拭き取るなどして、注意しながら消費します。
また、どちらも冷凍保存にすることで、より長く保存することが可能です。
💭よくある質問
お持ちのオーブンで、一番低いオーブンの設定温度で乾燥させるようにします。140度くらいまでがすぐに焦げないで乾燥させられる限界の温度です。温度が高くなればなるほどオーブンでの乾燥時間を短くします。例えば、30分ごとにタイマーをセットして、頻繁にチェックしながら乾燥させることで焦げを防ぎながら仕上げることができます。
時短したい場合は、温度を高めに設定します。一番高くても140度くらいの温度で焦げつかないよう注意しながら乾燥させてみてください。
🙌トマトを使ったオススメレシピ
ミニトマトを使ったレシピです:
👍その他のオススメヴィーガンレシピ
その他オススメのヴィーガンレシピです:
📖レシピカード
🍅ドライトマトの作り方
Equipment
- 包丁
- まな板
- オーブン
- オーブン付属の天板
- クッキングシート
- 菜箸
- 干しカゴ
Ingredients
- ミニトマト 適量
Instructions
- トマトの量をはかる: オーブンの天板にミニトマトをのせて量を確認する。適量 ミニトマト
- 量を調節する: 天板の半分を埋めるくらいにトマトの量を減らす。
- 水分を拭き取る: トマトをきれいに洗ったら、キッチンペーパーなどを使って表面の水気をよく拭き取る。
- トマトを切る: 天板にオーブンシートをしく。そのあと、ミニトマトをひとつずつ縦半分に切り、断面を上にして天板の上に並べる。
- 乾燥させる: 100度に設定したオーブンで90分焼く。一度取り出して焦げ付きがないかチェックしたら、天板の外側に置いたトマトと内側のトマトを入れ替えて再度90分焼く。
- 温度を上げる: 今度は120度に温度を上げて、約15-30分焦げないように注意しながら焼く。これでセミドライトマトの完成。
- さらに乾燥させる: そのあと干しカゴなどにオーブンシートごと移して、1日〜2日水分が無くなるまで天日干しする(夜間は室内に取り込む)。中までしっかり乾いたらこれでドライトマトの完成。
Notes
「ドライトマト」の作り方、いかがでしたでしょうか?
そのほかにも夏野菜をたっぷり使ったナスの南蛮漬けや、カボチャの焼き浸しも人気のレシピです。
ぜひそちらもあわせてお試しください🕊
Haru
時間はかかったけど、焦げずにカビずにできあがりました!